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 うちの会社に昨年23歳の新人が入社してきた。実に歳の差18歳…。自分…
──自分の棚卸し!?

2014.06.10

 うちの会社に昨年23歳の新人が入社してきた。実に歳の差18歳…。自分の子供と言ってもおかしくないくらいの年齢。もしかして新人の親の方が歳の差が少ないんじゃないかと思うくらい。そんな歳の差のある新人とも組織として机を並べ、一緒に仕事をしたり目標を持つということに、ある意味不思議な感覚を覚える。
 この新人が今の自分と同じ年月、歳を重ねると思うと気が遠くなってしまう。「この新人にもこれからいろんなことがあるんだなぁ…」と、余計なおせっかいながらついつい思う。もちろん自分にもこれからいろんなことがまだまだあるはずだけど。
 ということで、ひょんなことから“自分の棚卸し”を最近はじめてみた。

 自分のことを振り返ってみると、大したエピソードは無くても、転職・ニート・サーフィン三昧・海外生活・多額の借金・死・☆☆☆・捨てる神あれば拾う神あり・耐え難い屈辱・結婚破棄(笑)・素敵な出会い・至福の時・心の友・金欠・酒の失敗・なんとかなるさ…などのキーワードがずらずらと出てくるけど、楽しいこともたくさん体験しながら自分なりの居心地の良さを前向きに探して過ごしてきたつもりだ。

 話は変わるが、前回VHSMAGスタッフが「スケートで飯を食う」というテーマで、スケーターが飯を食える環境作りを謳うように、自分も当時「サーフィンの世界で生きる!」と言って覚悟を決めてきたはずが、気付いたら若干横道にズレながらも、時の流れと縁で今に行きついた。それは居心地の良いものであることには今でも変わりない。
 ただ、前述の新人を見ながら自分が思うのは「中年の自分には残された時間があまり無い」ということ。時間が無いというのは「仕事や自分がやりたいことを求めて、それらを成功に導き形にすることができる時間や機会がより少なくなりつつある」ということ。限界を作るのはよくないが、はやる気持ちは正直なところ。
 つまり結論は? と言うと、敢えて漠然とさせながら表現すると「保身的な自分と、理想を唱える自分が心のなかで競り合っている」という感じになる。

 ここまでふわっとした内容で書いてみたけど、自分の心のなかで「サーフィンの神様がいろんなことを囁きだした」ということかもしれない。

 失敗は成功のもと、継続は力なり。KE語録の“TIM(Time is money)”。すべてを秘めながらとりあえず厄年をじっと過ごすことにしようっと。
 喉元過ぎれば熱さ忘れるくらいがちょうどいい、今回のコラムのお湯加減。

おしまい

--Naoki Fijita

 

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