VOL. 044
今週はオレの独断と偏見とアメと鞭で、あと一歩名作に手が届かないような過去作品をご紹介。あ、あんまソソらない出だしだな…。とにかく2007年にリリースされた『Black & White』はタイトルの通りモノクロでブランドイメージを全面に押し出している作り。もう5年も前の作品なのでライダー編成もかなり違いますが、そこは見て見ぬふりで進めていきます。MysteryといえばZeroのようなステア、ハンドレールをブッ放すライダーばかりのイメージが強いかもしれませんが、ライアン・ボビアーのような正統派もいます。彼はキックフリップがきれいすぎます。そしてラストトリックのあのBs 50-50は改めて見てもやばいです。ジミー・カーリンもこれまたクリーンで上手いですね。縁石を面白く使ったりしてて目をひきます。この方もラストトリックが伝説のスポットでハンパないですよね。そして何気に1トリック出てくるスモリックでアガちゃいます。デニス・デュラント、エイドリアン・ロペス、ウィンザー・ジェームスのトリプルパートはふたりの若手に混じり強面重鎮のロペスがタトゥだらけの上半身裸でいわせています。文字数のあれであれですが、他にもライアン・スミス、リンジー・ロバートソン、ダン・マーフィーなどヤバ過ぎです。それにしてもこの2007年くらいを境目に世代交代がはっきりしてきたようにオレは勝手に思っています。