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やる気ワクワク、ワックマン
──ファンレター

2021.09.24

 ひとつ前のYo! Chuiの続きじゃないですが、非スケートブランドの、スケートボードへの介入(ちょっかい)で最近話題となっているのは、あのワークマンがスケートシューズをリリースしたことでしょうか。誰も予想すらしていたなかったはずの企業からのリリース、さらには2,900円という激安価格で話題を集めていました。おそらく早くも売り切れとなったのでしょう、ワークマンのオンラインではすでに販売されておらず、他のフリマアプリで転売されております。
 ワークマンといえば、作業服店としてスタートするもオリジナルの商品開発とそのレベルの高さ、価格が評判で現場の職人以外にも大ウケ。今や全国で900に迫る店舗数はユニクロよりも多いということです。そんなワークマンが次なる客層としてターゲットに選んだのが、国内で存在感急上昇中のスケーターだったのかもしれません。
 しかしことリアルスケーターにとっては「WTF??」な捉え方をしている人が圧倒的に多いように思います。突如スケシュー界に参入してきた企業が、スケシューとしての耐久性やボードフィーリングといった機能面でどれだけその使用者を納得させられるのか。「100年培った作業靴の技術をSKATE BOARDへ」というキャッチコピーが添えられているのですが、「なぜその技術をスケートボードに…?」という疑問も残ります。そして最たる問題点はそのルックス。少なくとも個人的にはお世辞にもかっこいいとは思えず、すなわちそれは機能性や価格と同等、もしくはそれ以上に大切な要素である「ヴィジュアルの良さ」を軽視している、または「単なるスケートシーンに対するリサーチ不足」とすら思えてなりません。話題商品と言えど、これが売り切れとは一体どういうセンスしてるのよ、お客さま〜!
 と、ディスが強めになってしまいましたが何を隠そう、自分ワークマン自体は大好き。以前の仕事でもよく使っていたし、デイリーユースなアイテムを見つけにフラッと入ってもワクワクしちゃう楽しいお店です。恐れ多くも意見させて頂くのであれば、「スケシューじゃなくてワークパンツなんかリリースして欲しかったな」と。ちなみに現存のワークマンオリジナルでスケートにもそこそこ適した作業着のパンツもシーク&トライ済。ですのでそんな「技術」とやらはそこに注ぎ込み、よりイカしたワークパンツを作って欲しかった…。Red KapやDickies、Carharttといったスケーターに人気の作業着ブランドに引けを取らない存在が、日本発信でデカくなっていけば最高にクールだと思いませんか? 着こなし、ライフスタイルともにそれが似合うスケーターだって日本中にいくらでもいるはずで、そんなスケーターをサポートしてたらもっとクールだと思いませんか? これは僕からワークマンへのファンレター。ワークマンさん、頼んますぜ〜っ!

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 




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