ONLINE STORE

SONIC CUP 2025

VHSMAG · VHSMIX vol.31 by YUNGJINNN

POPULAR

MONO THE MOVIE(仮)

2026.01.06

グラビア

2026.01.05

第33回:車輪

2026.01.05

Tシャツは財産

2026.01.02

ファミスポ CUP

2026.01.05

YUSUKE TAKAZAWA / 高澤祐介

2025.12.31

UGLY WEAPON - STREET WEAPON V.6

2026.01.06

NYJAH HUSTON - DISTRESS RAW VERSION

2026.01.03
ADIDAS SKATEBOARDING

平和な現場です
──ケイゴマン

2026.01.09

 スケートボードってのは平和な世の中だぜ、まったく。それは自分がスケートボードに乗り出した頃から変わらずに思っていることのひとつ。特にそう思わせてくれる瞬間てのは、親子に見られても不思議ではない若いスケーターとセッションしている時でしょうか。時に真剣に、笑いもありつつ、そこにあるのは歳の近しい仲間とスケートするのと変わりのない空気なのであります。それが何ら珍しいことではなく、今日も全国各地のそこかしこでそんなセッションが繰り広げられていることでしょう。いい歳したおじさんおばさんと、キッズや中高生ぐらいの若いヤツらが一緒に滑っている、時にモノホンのカメラなんか回して…それがストリートで起こる出来事であれば、なおさら世間的には物珍しい光景であるはずです。そんな光景が日々起こっているスケートボードってのは、やっぱり平和だと思うんすよね。
 それでもちょっと悲しいというか寂しくなる瞬間てのがあって、それはちょっと前までタメ語で話していたはずのヤツらが急にオレに敬語を使うようになるっていう瞬間(笑)。背丈も心も成長したのを感じつつ、そこには心の距離みたいのが垣間見えたり、「敬語を話さなかったことで先輩に詰められたのかなぁ…」とか余計なストーリーまでつい考えてしまうんす。当然ですがそれも人が成長していく過程のひとつ。自分もいつからか敬語というものが脳にインプットされちまったようで、TPOに応じて時にこれまで自分の口から発したことのないような尊敬語や謙譲語、かしこまった表現がすっと出てきてはそんな自分に驚いたりもします。
 「次から敬語で喋ったら●すぞ!」と、自分にとっての初めてのローカルスポットで先輩に言われてからは、そこではおっかない先輩たちと実にフランクな接し方でスケートキャリアの初期を過ごしました。特殊な例なのかもしれませんが、それもあってさまざまな敬語を駆使するっていう日本のこの文化はぶっちゃけあまり好きではありません。というか、敬語ごときで目くじらを立てるような輩があまり好きではないですね。可能なことであれば、年上年下や人との距離感関係なく、まだ日本語をマスターしきれていない外国人みたく普通語で会話をしたいものであります。本当の意味で尊敬の気持ちってのは言葉ではなく、仕草や行動に表れると考えているからね。「この人と深くは関わりたくねぇ…」ってな時にあえて深めの敬語で接して距離感を演出しようと試みるなんて場合に役立つこともあるけども(笑)。
 世間体というか、一般常識みたいなのをふまえ年齢や距離の離れた方と接する時は敬語から入っていくわけですが、自分に関しましては最初からフランクに接してもらえるとぶっちゃけ嬉しいっす。心の距離が縮めやすく感じます。「悲しいとき〜!!」「悲しいとき〜!!」

—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 



  • MBM Parkbuilders
  • THRASHERxSANTACRUZ