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 すべて言い訳と言われてしまえばそれまでですが、寒すぎるとか暑すぎると…
──VINCENT ALVAREZ

2016.02.05
 すべて言い訳と言われてしまえばそれまでですが、寒すぎるとか暑すぎるとか、膝が痛いとか寝不足だとか、じつにさまざまなネガティブ要素が僕たちのスケート熱に水を差してくることが多々あります。まぁ義務でやってるわけではないので、休みたいときは休んじゃってももちろんいいのですが、仕事や何か大事な用があったり、怪我(40オーバーの膝痛持ちはもはや慢性疾患かもだけど)してるわけでもないのにスケートをお休みしちゃうと、なんだか自分に負けた感があって、身体は休めても気持ちがモヤモヤしたままなんてこと、みなさんにもよくあることだと思います。
 そんな時に1回でもいいから気持ちのいいやつ1発乗りたいがためにひとりで出掛ける力を与えてくれるのは、僕の場合、やはり何と言っても良質なビデオパートを鑑賞することです。
 その時の自分の心理状態や向かう状況に応じてそのチョイスはさまざまなのですが、ここ最近のお気に入りというか鉄板フッテージはChocolateの若きプロ、ヴィンセント・アルヴァレズで定着しております。
 十分すぎるスピードに乗せて、スイッチやフェイキーのトリックを実にセンス良く路上のスポットやトランジションに自然に取り入れることのできるスタイルが何と言っても彼の魅力であり、そのスケートもかなり即興的というかその時々に応じて柔軟に、数あるトリックの中から自分の美的感覚に任せてそれをセレクトし繋いでいく、いわばフリージャズのような印象を受けます。
 そして何よりも魅力的なのは、どんなに転がってもスケートしてるときに彼が見せる満面の笑顔です。それは本当に心からスケートが楽しくてしょうがないという人が見せる笑顔であり、「自分もスケートしてこれくらい笑いたい!」という気持ちを芽生えさせてくれる太陽のような笑顔であります。

--Takayuki Hagiwara (Fat Bros)

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