ギアにちょこっと手を加えて自分なりに使いやすくする工夫や裏技。今回はそんな「ギアハック」について。
ノーズとテールをひと目で判断できるようにグリップテープに切れ目を入れたり、1本だけビスの色を変えてみたり。軽量化を図るためにビスを4本ではなく3本だけ使ったり。トラックのきしむ音を軽減するためにピボットにオイルを塗ったり、逆にベアリングの音を響かせるためにシールドを外したり。これらは誰もが知っている一般的なギアハックでしょう。
さらにもっとマニアックなギアハックについて調べてみました。スケシューを柔らかくするためにソールに切れ目を入れたり、電子レンジでチンしたりするスケーターもいるようです。ビリー・マークスはグリップテープのグリップを軽減させるために上から土をかけるそうです。ナイジャ・ヒューストンにいたってはグリップテープの端切れで全体をサンディングするのだとか。ロニー・クレーガーは悪路でもテールがしっかり弾くように、テールの縁にワックスを塗っているようです。マーク・スチュウはシューレースの切れやすい部分を火で炙って強化させ、ときたまブッシュゴムを外して180°回転させているのだとか。
自分にいたってはベアリングのシールドと外すのと、ピボットにオイルを垂らすくらい。グリップテープも全面貼りだし、スケシューもそのまま履いているだけ。いたってつまらないノーマル仕様ですが、スケートコミュニティには上記以外にもさまざまな工夫や裏技があるはず。というわけでVHSMAGビューワーのみなさま、あなたのギアハックをこちらまでお寄せください。面白いギアハックがある程度届きましたら、追って発表させていただきます!
--MK