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奇跡的なシンクロ。スケートと出会った大切な街に思いを馳せて
──SEATTLEITE

2018.10.03

 最近、なんだかノスタルジックなモードに浸っています。というのも自分は幼少期をワシントン州シアトルで過ごしたのですが、先日、他愛もない会話を通してPossessedのディレクターも同じ頃に同州に住んでいたという事実を知ったから。自分が初めてスケートボードを購入したBikefactoryというチャリ/スケートショップや、レコード/コミック/スケートショップが一体となったFallout Recordsなど、当時のシアトルを知らなければ出てこないような話が次々と…。土地柄1年中降り注ぐ雨、英語も話せないのに現地校に入れられた地獄の日々、当時のスケートショップの匂い…スケートを始めた頃の記憶が鮮明に蘇ってきました。
 シアトルには日本人が比較的多く住んでいるため、百歩譲って同時期にワシントン州に住んでいたという偶然はあり得ることだと思います。ただ、その数日後に、スケートを始めた頃に憧れスケートについてあれこれ教えてくれた現地の年上のスケート仲間から突然Facebookを通して連絡が届いたのです。しかも1989年、日本へ帰国する前日に撮られた自分の写真とともに「昔、ワシントン州で一緒にスケートをしていた。久しぶりだね、オールドフレンド」とのメッセージ。彼のことはSNSを通して何度か行方を探していたのですが、現在は絵描きとして活動していて本名ではないアーティスト名で登録していたため見つかるはずもない。そんな人から、このタイミングでの偶然の便り。
 このような不思議なきっかけがなければシアトル時代のことなんて思い出すこともなかったはず。1985年にこの街でスケートと出会い、40を超えた今なおスケートと関わり続けている。異文化と接して視野を広げてくれたシアトルで過ごした時間が自分の人生にとっていかに大切だったかということを再確認することができました。たまには自分のルーツを振り返ってみるのもいいかもしれません。
 今回のタイトルの「シアトライト」とは「シアトルっ子」という意味。ということで、自分とスケートを引き合わせてくれた大切な街が輩出した、偉大なシアトライトたちをご紹介。

--MK

 

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