‘80年代に爆発的人気を誇ったPowell Peraltaのチームのことを、ボーンズブリゲードと呼んだことをスケーターなら知っておくべきこと。そのボーンズブリゲードを題材にしたドキュメンタリー映画『Bones Brigade: An Autobiography』が今年完成し、ここ日本でも劇場公開されるという噂を耳にした。監督を務めたのは、当時のPowell Peraltaのブレーンであり、今日はハリウッドに進出した映画監督として名を馳せるステイシー・ペラルタ。かの有名なドキュメンタリー映画『ドッグタウン・アンド・Zボーイズ』を手がけたことでも有名だ。
まだ観ていないので内容をシェアすることはできないが、当時、一世を風靡したスケーターの知られざる物語が綴られているとのことだ。中でも、現在はセレブとしてアメリカで国民的人気を誇るトニー・ホークが、実は当時、スケーターからまったくリスペクトされていなかったという驚愕の事実も収録されている。そして周知の事実だが、トニー・ホーク、スティーブ・キャバレロ、マイク・マクギル、ランス・マウンテン、トミー・ゲレロ、ロドニー・ミューレン……メンバー全員が今日スケーターとして活躍している。そのとおり、ボーンズブリゲードはスケート史の伝説なのだ。
ちなみにサンダンス映画祭に出展された本作は、すべての上映で拍手喝采のスタンディングオベーションが鳴り止まなかったという秀作らしい。ともなれば、彼らレジェンドの物語を早く観たい! と思う今日この頃だ。
--MK