’90年代にプロスケーターとして活躍し、現在はビデオグラファーとして活動するマイク・マンズーリ。彼の最近の作品を挙げると、Emerica『Stay Gold』やetniesのウェブCMなど。目を見張るような映像美、そしてもちろん良質なフィルミングのテクニックを誇っています。
つい先日、トニー・ホークがYouTube上に開設したスケートチャンネル、RIDE ChannelのIn Focusという企画にマンズーリが登場しました。これはスケートフィルマーを目指す若者に、スケート撮影の仕方を教えるというもの。そして今回フィーチャーされたのは、追い撮りの方法。デジタルの一眼レフの場合はハンドルを使用すること、VXカメラの場合は手ブレ防止機能をOFFにするなど、フィルマーにはありがたいアドバイスが凝縮しています。
しかしここで注目したいのは、インタビュー中にマンズーリが着用しているTee。なんと’08年にリリースされたFESNの大作『overground broadcasting』のTeeを着ているではないですか。インタビューを撮る際には、やはりバッチリ映るTeeには気を使うもの。これはマンズーリからFESNへのリスペクトを込めたメッセージでしょう。マンズーリとFESNの森田氏はまだ一度も会ったことがないのですから。というわけで、まだ『overground broadcasting』を観たことがないというスケーターは、是非ともチェックしていただきたいと思います。
--MK