通算45号目、リニューアル5号目のSbが12月26日から順次リリース。歩みの遅いタートルズよりさらにヨチヨチ感が否めないSbも45号を出すにいたって24年という年月が経っていました。わずか、たった数秒のフルプッシュからのアプローチで1ラインを撮るのに、ときに相当な時間を要する(セキュリティやヘイターや天候やいろいろな複合的要素が生じて)スケボー。それはマガジンでも同じことなのかもしれません。やたらと時間やエネルギーやプリンシプルを必要とするのに、一瞬の花火より一瞬すぎるような出来事。そんな感じで45号目の完成なんですが、新しい才能に、オーセンティックなスタイラーに、ずっとレンズを覗き込んでいたり、追い撮りしている、フレッシュな顔にオールディーズな顔もカオスっていい感じに仕上がっています。
インタビューとカバーを飾るのは柿谷季輝。カメオ出演てわけじゃないけど、偶然にグラビアに実兄の斗輝も登場しています。そのグラビアページは、神出鬼没なスケーターのままに大阪、札幌など東京以外でも、ニンジャスタイルでスポットを攻略している面々がいい画を残しています。さらには『STUMPBOYS 2』のタイトルをリリースしたスタンプな連中からは、村井カイトとディレクションを担当した石井ヒデキが撮影秘話を鼎談してくれています。
ということで、今号も読んで観て見て堪能するスケボーマガジン、Sbをぜびプロショップにて手にとっていただけたら幸いです。旅をし続ける流浪の望みな45話、カメより遅いがウサギよりハネて外れるSb Skateboard Journalの最新刊、いざいってみましょう。
—Senichiro Ozawa(Sb)
















