VANS SLIP-ON PRO

SLIDERの敏腕(!?)営業マン
──STANCE

2011.05.09

 はじめまして、SLIDER誌の広告営業を担当している藤田です、よろしくお願いします。
 自分はSLIDER編集員のように文章を書き、取材で世界各地を飛び回るのではなく、SLIDERのページにある、価値を広告スペースとしてクライアントへ販売する仕事を担当しています。つまりお金が絡むことなので、ある意味ドロ臭い仕事だといえますが、肝心の広告収入が無いとSLIDERの運営費は無くなるので責任は重大です。とはいえ、いろんな人と数多く出会えるので、自分にとっては適した仕事だと言えます。例えるとナイフ1本でジャングルをさまよい、獲物をハントしながらスキルを磨き、さながら銃や仲間を得て、目的に向かうといった感じでしょうか? それだけ、見えないプレッシャーがあり、綱渡りの心境です。
 さて、今思い起こせば、2009年12月SLIDER創刊時がまさに綱渡りの状況でした。何故なら、自分は元サーフィン専門誌の広告マンであり、サーフィンの経験はありますが、スケートの知識や経験は皆無に等しかったからです。サーフィン業界を知っているがゆえにスケート業界も中途半端では通じない世界だということは、想像できました。
 ですので、これから出る本にどこの馬の骨ともわからないヤツが営業に来て、どういう反応をされるのかとか、果たして賛同して広告を出してくれるのかとかすごく心配でした。しかし、どこかで絶対にこの本を世に出したいとい気持ちも強かったのも確かです。というのも長年担当していたサーフィン誌が休刊になってしまい、自分もひとりの会社員という立場から今までのように好きな仕事ではなく、全く違う雑誌ジャンルの仕事も会社から言われれば、やらなくてはならないことに正直抵抗がありました。まぁ甘えたことを言っていると怒られるかもしれませんが、本音だからしょうがない。そんな時に舞い降りたSLIDERの仕事は本当に自分の心のなかにあった空虚感をさーっと埋めてくれた瞬間でした。
 サーフィン時代にお世話になったクライアントさんへも再び営業へ行くことができ、「オレ、今こういう雑誌やっています」と伝えることの出来るきっかけとなりました。ですので、SLIDERを支えてくださったクライアントやスタッフの方には本当に感謝しています。
 最終的に広告も目標以上に予算を達成することができて、晴れて創刊したSLIDERは今では6号発行し、6月末日には7号目を発行予定です。
 どの世界でもいえることですが、好きなモノやコトを続けること。特に仕事と趣味が一緒だとそれは簡単なようで現実には難しいことです。しかしスケートもサーフィンも何でも続けること、自分なりにブレない生き方のスタンスを築き続けるのが一番だと、最近つくづく思います。SLIDERはハードコアスケーター、これからスケートをはじめようとする方、誰にでも読んで、楽しんでもらいたい雑誌です。そして自分自身のスタンスもブレないようにこれからも頑張りますのでSLIDERをどうぞ応援よろしくお願いします。

--Naoki Fujita

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