Nike SB dojo | スケートパーク

 スケートボードが与えてくれる快感、悦び、いわゆる気持ちよさってのも様…
──Beautiful 360°

2013.02.08
 スケートボードが与えてくれる快感、悦び、いわゆる気持ちよさってのも様々ですよね。練習を重ねたトリックをついに成功させたときの達成感。プッシュというシンプルな動力で、流れる雑踏とその喧騒を置き去りにしていく疾走感。面を限界まで駆け上がり、重力から解放されてもなお感じる板との一体感などなど、挙げだしたらキリがありませんが、これらはあくまで主体としての快感。すなわち自分の身体でもって体感することのできる気持ち良さです。
 これとは別のアプローチで、スケートボードが与えてくれる悦びがあります。それは、" 観ること"。自分がスケートをすることで味わうことの出来るそれと同じくらい、スケートをしている人の画が与えてくれる悦びもまた、スケートの魅力を語る上で欠かせない大事な要素であり、それらもまた何気なくめくったマガジンの1カットの写真だったり、数あるビデオ作品の中の映像であったり、とあるスポットでたまたま遭遇した名前も知らないスケーターのスタイルであったりと、これまた実に様々。
 そこで今回は、観るともれなくアガる、僕のお気に入り360オーリーをFsとBs併せてご紹介。ジェレミー・レイはお手本のような無駄のない見事な回転で、今は無きカールスバッドのギャップをひとっ飛び。フランク・ヒラタはかつてFoundationで活躍したスタイルキング。小柄であるというアジア系の短所をものともしない、指の先まで美しすぎるしなやかさが魅力。イーサン・ファウラーは敢えてBsを推したいです。その回転は派手すぎず地味すぎず、Bsの難しい部分を見事にうまく魅せてくれています。そしてNYCの街で魅せるハロルド・ハンターの弾むような360はまるでストリートダンサーのよう。
 十人十色。百花斉放。コレすなわちBeautiful。

--TH (Fat Bros)

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