Vans Skate HalfCab‘92

朝起き千両
──EARLY BIRD

2021.12.17

 午前中にスケートすることが増えました。それまで積極的ではなかった朝スケなんですが、これが調子いい! なにより集中してスケートに打ち込めるってところがいいです。集中力があるのでパッとトリックが閃き、それが実際に乗れちゃったり、苦戦中のトリックもメイクの兆しが見えてきたりするのだからつい高まってしまいます。そして不思議と身体が軽く感じられるのであります。テールを叩く1発1発に力がこもり、回しをサクッと乗れちゃったり、ビッタビタの動きができちゃう。とは言え軽く回しで縦コーンが飛べるには程遠いので、あくまでも参考意見とまでにホニャララ…。
 しかし考えてみるとそれもそのはずと言うか、これまで自分がスケートする時間といえば休日の午後からダラダラ動き始めるとか、仕事が終わって夕方から夜にかけて。夕方も早い時間から滑りたくて早朝から午後4時までバイト、そこから滑り始めるという生活もしていました。となると必然的にストレスだったり、長時間の立ち仕事で疲労した状態からのスケートになるのであります。それでも楽しく続けていたのですが、やはり朝のシャキシャキの状態と比べると身体を動かす精度は落ちていたはずと思うのであります。
 また朝スケーターには朝スケーターのコミュニティがあったりと、新しいスケート仲間と接点を持つことができるのもいい点かと思います。朝っぱらからスケートしてるのは余程スケートにのめり込んだ中毒者か、主に30〜50代ぐらいのおじさんスケーターが多いかと。わざわざ朝から滑ってるだけあってスケートボードへの熱意をつい感じてしまうのもいい(笑)。30代も中盤戦の僕ですが、同世代の仲間も家族や子供ができたりと、多忙な生活の中で午前中の時間を活用し、これまでのスケートスキルをキープ、のみならずスキルアップすらしちゃってる人もいるのだからリスペクト! シャキシャキに動ける20代前後なのにダラダラ滑ってるおかげで「上手くならない…」とボヤきがちのみなさまには是非とも見習って頂きたいものであります(笑)。
 もう数年前のことになりますが、一時期同じ区内に住む某パイセンスケーターらに誘われ週末に朝活ストリートを回るってこともやっていました。日も登らぬ朝4時半に車でピックしてもらい、少し遠くのスポットに着いても近所のお年寄りたちがラジオ体操を始める時間帯。そこから滑り始め、カメラも回して各々映像をゲット、そろそろ疲れてきてもう満足っていうところでまだ正午。週末のお休みタイムを長〜く使える充実した1日に。早起きは三文の徳、ぜひお試しあれ。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 




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