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Maite Adimatic Mid - adidas skateboarding

 いま巷では、adidas skateboardingから発表された、…
──Matt Beach

2013.03.01
 いま巷では、adidas skateboardingから発表された、皆さんご存じサイラスの東京でのフッテージが話題です。そしてこの企画に携わったのは、僕らの街の地元スケーターで(田舎暮らしを経て最近はコーヒーを愛してやまないナイスガイ)、またサイラス本人もパートナーが日本人女性ということもあり、彼がまだ現在のそれに至るまでのプロスケーターとしてのキャリアを確立する前から関係を持つ海外スケーターのひとり。ずいぶん前に、突然地元のスケートショップに現れたときの彼の印象は、小柄で華奢。物腰も穏やかでとてもアメリカで活躍するトップスケーターには見えなかったことを覚えています。
 そんな彼らをつなぐ土地、それがオレゴン州ポートランドという街。多くのアメリカ人が終の棲家にと望む街として知られる、豊かな自然が魅力の街。VHSMAGの某編集長の記事を読んで頂けるとお解りいただけますが、どうやら変人の住む街としての確固たる地位を持ち合せているようです。
 そんなポートランドと言えば、僕は皆さんにマット・ビーチの存在を訴えたいです。すでにご存知の方には無用の長物ですが、僕が知る限り最年少のプロスケーターで、15歳でそのキャリアをスタートさせG&S、Airwalk、Visionなど往年の名カンパニーを渡り歩き、90年代には今は無きFirm Skateboardsに所属していたこともあり、現在はサイラスらがそのバックボーンを支えるadidas Skateboardingのキャリアの礎となる活躍を見せてくれたスケーター。昔はまだ幼さが残る表情とその優等生風なスタイルが特徴でしたが、しばらく見ない間にずいぶんとその風貌を変えています。しかしそのスケートのスタイルとスキルにはダントツの安定感が見て取れます。
 彼の住むその土地柄がそうさせるのかどうかは不明ですが、昨今の様々なネットワークというものが可能せしめる現代の、やや忙しすぎる表舞台には出ずとも、その存在感を輝かせるスケーターが増えることを密かに望んでやまない今日この頃です。

--TH (Fat Bros)

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