Nike SB dojo | スケートパーク

若い婦警さんが「ワタシもそういうお店に彼氏とよく靴を見に行くんです♪」と。 Skatebo…
──SKATEBOARDING IS NOT A CRIME

2017.01.06

 新年明けましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりました。そして今年も昨年同様、休まず元気に心に思いついたことを思いつくまま、したためていく所存でございますのでここVHSMAGを訪れる際には是非、哀れな中年の戯言にも一瞥をお与えくださいますようよろしくお願い申し上げます。
 さて、堅苦しい挨拶はこれくらいにして、今年のお正月は全国的にとても穏やかな気候でしたので、東京で過ごした人も、あるいは家族が暮らす故郷で過ごした人もとてもいいお正月休みを過ごせたのではないでしょうか。かくいう自分はというと、新年は元旦が定休を頂いている日曜日だったのでいわゆるフツーのお休みでしたが、年末年始にかけては地元の仲間が切り盛りする飲み屋でみんなで明け方まで騒いで楽しみました。そして元日は安定の午後まで気絶 to 夜の初滑りをメイクしにひと気の少なくなった地元のスポットへ向かいました。
 例年であれば警備が手薄になるこのタイミング、ましてや元日の夜ともなれば、大抵のスポットはまぁまぁ滑れます。しかし今年に関しては警備と警察の仕事への情熱がなぜだか高すぎて、まったく気持ち良く滑ることができませんでした。おまけに警察のほうは若い婦警さんで、極めて個人的なことをいろいろ聞かれた挙句(ほとんど嘘でかわしたけど)、勤務先がスケートショップであることを伝えると彼女はサラッとこう言うのです。「ワタシもそういうお店に彼氏とよく靴を見に行くんです♪」と。なぜだか必要以上に意気消沈した僕は作り笑いを浮かべることさえもできませんでした。
 そんな年の初めから改めて思い知らされましたが、やっぱりスケーターの日常って非日常的でワンダホー過ぎです。おそらく市井の人々が生涯でお世話になるであろう彼らのサービスの回数を軽く10倍くらいは超えてます。中でも路上での活動に大きな意味を見出そうと奮闘するスケーターならば、下手したらその100倍くらいの確率で警備と警察(時々ヘンなやつ)に追いかけ回されてるんだから、これはもはや1級のクソ犯罪者をも超えているのかもしれません。もちろん彼らは何かを盗んだわけでもなければ、年寄りを騙したわけでも誰かを故意に傷つけたりしたわけでもないのです。
 そんな澄んだ元日の夜空を見上げる悲しくも可笑しな中年の胸中に去来した言葉、それは「Skateboarding is not a crime」でしたとさ。

─Takayuki Hagiwara(FatBros

 

https://www.youtube.com/watch?v=dHdCrqgFYJ4

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