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 「2000年問題」って、覚えているでしょうか? グレゴリオ暦の下二桁…
──STATIC

2014.07.11
 「2000年問題」って、覚えているでしょうか? グレゴリオ暦の下二桁でプログラム内の日付の年数を扱っている方式では、コンピューターが2000年を1900年とみなしてしまい、世界規模でその誤作動からさまざまな混乱が生じるのではないかという懸念が問題になったアレです。「Y2K問題」とか「ミレニアム・バグ」とも言われていました。で、実際のところどうだったかというと、2000年を想定した設計がなされていない一部の古いビデオデッキの予約録画機能や、ワープロ機の文書管理機能、ごく一部の携帯電話機能に誤作動が生じたようですが、当初心配されていたような世界規模での大混乱などはまったくなかったように記憶しております。まぁ、中にはあの日あの時とっても楽しみにしていた番組を録画し損ねて、今でもその時の絶望感を抱えて生きている人や、運命の出会いを感じさせる女性から何とかゲットした携帯電話の番号が飛んで、今も心はY2Kに置き去りなんて人もいるかもしれないので「たいしたことなかった」の一言では片付けられませんが…。

 そして僕らスケーターはというと、2000年に素晴しい作品と出会いました。それは、ジョシュ・スチュワートが手がけた作品『Static』です。その当時、まだそれほど露出の多くなかったフロリダの魅力的なスケーターたちに加え、ワシントンDCやボルティモアなど、主に東海岸の都市で活躍していたスケーターたちをプロ/アマのステータスを問わず多数紹介。続く2作目では活動の範囲を西海岸、とりわけテクニカルなスケートスタイルを持つスケーターの活躍で、当時全盛期を迎えていたSFにも広げ、作品の可能性を拡大しました。そして3作目においては、アメリカ国内はもちろん、ヨーロッパで活躍するスケーターたちの可能性と魅力にいち早く着目し、今現在のストリートレベルにおけるシーンの確立に大きく貢献したことに疑いの余地はありません。

 そんな氏が、Staticのスタートから14年の歳月を経て完成させた待望の新作『Static IV』が本日(7月11日)発売されます。その内容はというと、先日行われた試写会で配信された4作目に加え、5作目までもが収められており、GRAVISの村岡洋樹くんなど日本人勢もゲスト出演しております。作品のトリにはもはやレジェンドと呼ぶに相応しい大ベテラン2名のフルパートが! おまけに6作目とも呼ぶべき内容のブックレットまでもが付いてくるというのだから驚きです。
 ということで、みなさん今日は最寄のスケートショップへ足を運んで『Static』の世界を堪能しましょう。梅雨明けはもうそこまで来ています。

--TH (Fat Bros)

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