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音楽大国にして多くの実力派スケーターを輩出
──UNITED KINGDOM

2014.11.21

 みなさんはUKと聞くと何を思い浮かべるでしょうか? 女王陛下様にユニオンジャック。で、メシが不味くて天気悪め(行ったことない人もよく言うからある種のステレオタイプだろうけど)でも実際、昔に姉ちゃんが卒業旅行土産でくれたUKの缶詰は、酔った勢いで完食をメイクしたことのある某◯ディグリーチャム(ペースト状のドッグフード)と同じ味(てか味無し)がしたのを覚えています。でもそれではあまりにもネガティブすぎるんで、ビートルズにローリングストーンズなどなど、世界のミュージックシーンを先導し続ける音楽大国という印象でしょうか? 僕も実際少年時代にパンクロックの洗礼を受けたので、ザ・クラッシュからのちに続く数多くのハードコアパンクバンドには大きな影響を受け、UKパンクというスタイルには「こう在るべき」という頑なな姿勢を貫いていた時代がありました(いくらかっこつけてもまだ10代のガキなんだけど)。
 そんな僕には当初、短パンにTシャツ姿のいわゆるUSパンクというものにはじめは嫌悪感に近い抵抗があったのですが、スケートに出会い、スケートがいかにパンクが掲げる姿勢に近いものを持っているのかを理解できたとき、それまでの僕の頑なな「パンク」というものに対する表面的なこだわりは消えてなくなり、スケートこそが僕の中で一番のパンクな行為であると確信して今に至ります。
 そんなパンクの聖地とでも言うべき場所であるUKは、昔からまた実に多くの才能溢れるスケーターたちを世に送り出し続けています。今でこそそれは珍しいことではなくなりましたが、本場アメリカのシーンでも活躍できることを証明したスケーターは、一昔前ではUK勢がその多くを占めていたような気がします。

 寒い冬に石畳の路上と多い雨は決してスケートに好条件とは言えませんが、そんな地理的不利をものともせず、絶えず素晴しいシーンとそれを構成する多くの魅力的なスケーターを送り出し続けるUK勢の底力、侮るべからずと言ったところでしょうか。

--TH (Fat Bros)

 



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