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VHSMAG · VHSMIX vol.31 by YUNGJINNN

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外国に心は奪われても魂は奪われるなYo!
──ウェアラブルスケートメディア

2020.03.06

 コロナウイルスの猛威が社会にさまざまな影響をもたらし、あげくにはスケートパークも当面の間閉鎖されたりするのだから参ったものです。しかしなんと言っても今年は暖冬! 上京して13年目になるのですが、今年ほど過ごしやすい冬は経験したことがありません。となるとウイルスなんてどこ吹く風、感染のリスクを負ってでもどこかへスケートに行くほかありません。そうは言っても時たま冬らしい気温になることもあり、油断して軽装で出かけると日没後にガクブルするハメに…。そんな日々の続く最近、このサイトやインスタグラムをチェックしている方はすでにお気づきかもしれませんが、VHSMAGのトレーナー(死語かね)、いやスウェットがリリースされました。僕も裏ルートから入手しまして、カラダの一部がホットホット…!
 スケートメディアからリリースされるアパレルの何が調子イイって、それは自分のデッキや他のアパレルとバッティングしないこと。たとえばAceを使いつつ背中に大きくIndy背負ってたり、足元VansでキャップがNike SBだと、どうしてもチグハグ感が否めないってもの。その点、メディアモノのアパレルは主義主張をぶつからせることなく着ることができます。スケートコミュニティでのド定番はThrasher、スケーターなら一家に1枚ってぐらいみなさんTシャツなどを持ってたりするんじゃないでしょうか(そこはUS本家のプロダクツでヨロシク)。他にLowcardや411VMといったメディアのグッズが巷のスケーターの定番アイテムとして存在感を発揮しているように見えます。
 もちろんそれら海外スケートメディアのアパレルってかっこよく思えるもので、僕もいくつか愛用しています。しかしここ日本において、国内スケートメディアのアパレルを着用するスケーターってごく一部にとどまっているように思います。国内メディアだって規模の大小問わず、秀逸なデザインを打ち出したアパレルがリリースされてたりするものです。「日本人が自国のメディアをレペゼンしなくてどうする!?」って僕は思うのです。そし今回、堂々と主張したカレッジ風ロゴが際立つVHSMAGスウェットのリリース。また過去にリリースされた「POSER OF THE YEAR」、「I ♡SKATEPARK」、「NO FUTURE...」などスケート愛の滲み出た(?)メッセージを乗せたアパレルだって、日本人のみならず外人さんにもアピールできる強烈なアイテムだと思うわけ。インターネットで自分や仲間のスケートがたやすく世界の人に観てもらえる機会があるのだから、せっかくなら自国メディアのモノを着てアピールしていきたいところ。アメリカのスケーターが当たり前のようにThrasherを着ているように、日本人が当たり前にVHSMAGを着ている…そんな世の中だと面白い。
 他に僕のお気に入りの逸品といえばBoardkillのロゴTee。長いこと不変のシンプルかつハードコアなロゴがプリントされたそのTシャツを着て滑るときはなんだかアグレッシブな気持ちすら沸き起こってくるくらいです。みなさま推しのスケートメディアアパレルは、いかに。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)





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