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女流スケート紀行
──DEAR DIARY

2021.06.02

 VANSに所属するポピー・オルセンウナ・ファラーによるロードトリップシリーズ“DEAR DIARY”が今年3月にスタート。ポピーは東京五輪パーク部門のオーストラリア代表メンバー、ウナは“CREDITS”でパートを担当したストリートスケーター。先日公開されたチャプター1&2と併せて、急きょ敢行されたクイックインタビューをチェック。

--MK

 

VHSMAG(以下V): まずふたりの出会いは?

ポピー・オルセン(以下P): ウナのことはずっとクールなスケーターだと思ってた。彼女のヘアスタイル、メガネ、スケートの大ファンだったってわけ。初めて会ったときのウナはあるトリックに悪戦苦闘してた。そんなときに話しかけたから怒ってる感じだったけど(笑)。その後、Wheels of Fortune(女子のコンテスト)に参加したときに実際にハングアウトして、彼女が最高の人間でありスケーターだってわかったって感じかな。

ウナ・ファラー(以下U): ポピーを初めて見たのはハンティントンビーチのスケートパーク。仲間とトレインをしてたんだけど、そのときの笑い声と笑顔が温かかったというのが第一印象。小さな太陽の塊みたいだった。

V: 今年3月にスタートした“Dear Diary”はどんなプロジェクト?

U: “Dear Diary”は、私たちの冒険とその間に行われる仲間とのスケートの様子を綴った動画シリーズ。

P: ちょっとしたビデオを作るためにカメラを手に入れたいと思ったことでこのプロジェクトのアイデアが生まれた感じ。ウナがオーストラリアに来たときに新品のハンディカムを買おうとしてたんだけど、代わりに彼女のVX1000を使うことにしたんだ。

V: この企画はどうやってスタートしたの?

P: まずVXのフッテージをどうしようか話してたんだけど、動画シリーズにしたいっていう私たちのリクエストをVansがサポートしてくれたことでスタートした感じだね。

 

V: チャプター1はオーストラリアで撮影されてたね。あの旅はどんな感じだったの?

U: ポピーとあちこち移動しながら撮影してたから、基本的に毎週寝床がまったく違う新しい場所。洗濯やシャワーの状況がかなりヤバかったけどなんとかなった。かなり楽しかった。

V: チャプター2はポピーの誕生日に公開されたね。

U: ポピーは私が知っているなかで一番優しい人。誕生日おめでとう!  堂々と自分らしくいてくれてありがとう。

V: ポピー、どんな1年にしたい?

P: ウナと一緒にまた冒険に出たい。私にとって最高の存在だから、彼女と一緒に過ごせる時間はマジで大切。

V: チャプター2はどこで撮影したの?

U: 今回もあちこちで撮影したけど、旅程はほぼノープラン。ポピーのおばあちゃんが住んでいた場所からほど近いミルソープやポピーのホームタウンであるニューカッスル。さらにほとんどの時間を過ごしたシドニーの映像もあるね。

V: チャプター2で印象的だった出来事は?

P: 一番楽しかったのはオーストラリアの田舎を回りながらウナに大自然を見せたり、移動しながらスケートしたことかな。クールな場所に行ってスケートできるのがロードトリップの醍醐味だね。


 

V: “Dear Diary”の今後の予定は?

P: プランは特になし! 撮影を続けて、チャプターを重ねてどうなるかって感じ。

V: “Dear Diary”を観たビューワーに感じてもらいたいことは?

U: これを観て仲間とスケートしたいと思えばそうすればいいと思う(笑)。私たちが旅を楽しんでるのと同じように、このシリーズを楽しんでもらえればうれしい。

V: では最後にメッセージを。

P: 私が一番大切にしてることは、楽しみながら自分らしさを貫くこと。自分をサポートしてくれる楽しい仲間がいるのはとてもいいことだから、スケートを始めたばかりの人は自分だけの仲間を見つけてほしい。

 

ポピー・オルセン

 


ウナ・ファラー
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