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作り手の存在感
──GUILLAUME PERIMONY

2020.05.11

 早いものでスケートビデオが誕生して40年近く。数え切れないほどの作品を観てきましたが、個人的には独特の世界観があるフィルマーの作品が好きです。
 ストーリーラインを取り入れたステイシー・ペラルタ。ユニークなスキットが魅力のスパイク・ジョーンズ。静かなトーンが心地いいクリス・マルハーン。ロングショットのクローズアップが斬新なビル・ストロベック。コンセプチュアルなFESN。ギミックなしのドキュメンテーションで魅せるA Haters Production。例を挙げたらキリがありませんが、やはりスケートビデオには作り手の存在を感じたい。
 そんな自分のお気に入りフィルマーのリストに最近ランクインしたのがギョーム・ペリモニー。彼はフランスを拠点に活動するフィルマー兼フォトグラファー。VHSMAG立ち上げの2011年から作品を送ってくれたり、SLIDERの企画で写真を提供してくれたり、いまだに会ったことはありませんがそこそこ長い付き合い。
 彼の作品に感じるのは、登場するスケーターとの距離感が非常に近く、スケーティングだけでなくその人柄や魅力が最大限に引き出されているところ。使用するBGMもお決まりのHip-Hopやロックではないのと、ヨーロッパのスポットやスケーターが新鮮ということも理由のひとつかもしれません。ヤルナ・フェアブリュッヘンの“What Paradice?”や“Professional Life”には完全にヤラれてしまいました。従来のスケートビデオの型にハマっていないというか、誰の真似もしていないというか(最近はビル・ストロベックの真似をするフィルマーが増えたような…)。とにかく最近は彼の世界観がツボで過去の作品を観て楽しんでいます。
 ということで、彼の作品のアーカイブの中から特にお気に入りのものをいくつかご紹介。フィーチャーされたスケーターと同時に、レンズの向こう側にいるフィルマーの存在も感じ取ってください。

--MK

 




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