
SFのダウンタウンはLevi's Storeの目の前にある、この特大ハンドレール。スケーターなら誰が何をメイクしたかご存知のはず。そう、Anti Hero、ChromeやVansに在籍し、不慮の事故によりスケートキャリアを絶たれた伝説のスケーター、ジョン・カーディエルが50-50をメイクしたあまりにも有名なハンドレール。
このスポットは日中、人通りが多いため、カーディエルがトライしたのは早朝。当初は5-0をするはずだったが、同トリックに持っていくまでにさらりとメイクした50-50でも十分ということで、5-0は実現しなかったという。
ここでこのスポットについて補足を。このハンドレールは、ランディングがなだらかなダウンヒルになっているため、着地ですくわれるという難スポット。ただでさえ何段のステアか数えるのも面倒なほど長いハンドレールに加え、このような悪条件までクリアしなければならない。それでも難なくメイクすることができたのは、カーディエルの長年の経験、また狙ったトリックをメイクすることへの執着心の賜物だろう。
ちなみに50-50をメイクしたフッテージは、TWS『Sight Unseen』に収録されているので、ぜひチェックしていただきたい。このパートを観れば、キャリアを絶たれた今もなお、なぜカーディエルがリスペクトされ続けているかがわかるだろう
--MK