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出会い系スケートショップ
──PENAL CODE 100A

2021.07.29

 先日、フラッと遊びにお伺いさせてもらったスケートショップにて流れていたのがFTC『Penal Code 100a』(’96)。スケートビデオのマスターピースといっても過言ではない不朽の名作。久々に観たけど「やべぇ〜」(瀬尻風)。ってことで、まだ観たことがないってニュージェネのみんなにも観ていただきたい! 
 そんな想いで今回は『Penal Code 100a』をゴリ押しさせてもらいたいのですが、先に触れておかなくてはならないのはスケートショップの重要性。フラッと遊びに行ったお店の店主がこのビデオを流していなければ、今こうしてこの原稿を自分が書いていなかっただろうし、同行した若年層スケーターもこのビデオを観る機会がなかっただろう。いわばカルチャーの出会い系の場を担っているのがスケートショップだってことに、今さらだけど再確認(感謝)。
 そしてもうひとつ、久々にこのビデオを観て気がついてしまったのが、他界したスケーターの数の多さ…。自分が知る限りでこのビデオの出演スケーターだけでも5名が亡くなっている。ハフ、ぺぺ、フィル・シャオ、ゲイブリエル・ロドリゲス、キーナン・ミルトン…。1996年発表のビデオなので、当時彼らは現役バリバリの20代。あれから25年も経つのだから病気や事故で亡くなってしまうスケーターがいても不思議ではないですが、ほぼほぼ同世代のスケーターとしては複雑な思いも…。とはいえ、彼らのスケートボードでゴン攻めしている姿が、こうやってひとつの作品として今後も色褪せることなくスケートカルチャーの断片として語り継がれていくわけなので、スケビって本当にいいもんですね。
 FTCの名盤『Penal Code 100a』のリンクを貼り付けてあるので、SNSの手を休めてポチッとやってください。ちなみにオープナーを飾るボビー・プーリオのパートの音源が権利の問題で落とされているのですが、ヴァン・モリソンの“Caravan”って曲です。なお、ひねくれ者のプーリオ曰く“Caravan”は気に入ってないとのこと。おそらく超絶気に入っているからあえて気に入ってないと発言しているものと自分は想像しています。知らんけど。

─KE

 


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