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 スタイルキングのSJことスコット・ジョンストンがやってくる。Mad …
──SCOTT JOHNSTON

2015.03.18

 スタイルキングのSJことスコット・ジョンストンがやってくる。Mad CircleやChocolateのプロライダーとして活躍後、現在はLakaiのシューズデザイナーを生業にしていて、今回は市場調査のために来日だそうだ。
 国内だとSJというよりも、スコジョンという愛称で呼ばれることが一般的なのですが、できればSJと呼んでいただきたい。というのも、彼こそジェントルマンスケーターの称号を欲しいままにする、全ての側面でイケているお方なのですから。
 遡ること'90年代初頭。東海岸からスケートキャリアを求めてSFに移住。FTCや411のビデオで頭角を現すと、Mad Circleという伝説のデッキカンパニーへ。残念ながら短命だったMCを去ると、盟友マイク・キャロルにフックアップされてChocolateへ。その後は量より質と言わんばかりに、サラッとクールに出てきてはサヨナラ的な感じで、元祖チラリズムスケーターのひとりとしてファンの期待をいい意味で裏切り続けてくれました。
 長身に爽やかなシャツ、オフスケートの際に着けるメガネがインテリ具合をアップさせます。スピーディで切れ味抜群、なにしろトリックのセレクションが素晴しいのです。特にFsノーズグラインドの際に少しシフる(シフティ気味に少し曲げること)のがセクシー過ぎです。オーバースイッチKグラインドに関して言えば、SJの特許トリックです。その際に両手を開いて逆ぞりさせるのが、マット・ヘンズリーを彷彿させる“SJスタイル”です。と、それこそSJのいいところを列挙するとなると原稿用紙があと400枚ぐらい必要になるのでこのあたりで締めさせてもらいますが、まだまだ現役でやれるタイミングに突如引退を決意したことに対しての問いかけには「もうちょっとやれたかもしれないけど、そうすると一線でやっているスケーターやスポンサーしてくれているブランドに対して失礼だし、なにしろ上を目指して頑張っている若手に申し訳ないだろ」と。
 SJはスケーターとしてはもちろん、男としてもスムース過ぎです。去り際の潔さ、そしてプロのキャリアの後はLakaiのシューズデザイナー。非の打ちどころがありません。

--KE

 

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