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ア●デミー賞候補
──タイムスキャン

2019.10.14

 スケーター泣かせのとんでもビデオ。題して『Time Scan』。特にパワハラしたり無茶振りしてるとかじゃなくて、ビデオの作り手(フィルマー)のスケートがパじゃないってこと。フィルマーでVantanスケート高校で講師も兼任する風来坊スケーター、ロブ太郎によるフルレングス作品。ロブの滑りが猛烈やばいことは周知の事実であるけれど、名だたる面々をおさえてビデオのトリを務めるとはびっくり、ドッキリ、栗とリス。国内ビデオにありがちな、フィルマーが自分の箇所をかっこよく編集するあれか!? と一瞬心配させるも、ここは文句なしのスーパースキルでノイズを完全シャットアウト。トリに相応しいGなパートで自身の作品を締めくくっております。
 要するにこのビデオ、一言でいうと「オモロー!」なんです。過度な編集もないし、昼間のフッテージが多いのもグッド。みんなすげぇいい味を出していて観る者を飽きさせない。中でもグッときたのが、Yo! Chuiを執筆する自称文化系底辺社会派スケーター玉城和明のミニパートと、浪速の夜のスムースオペレーターこと高山零央のフルパート。各々の個性がしっかり反映された熱烈パートに、「いや〜スケビって本当にいいものですね」。
 海外でも裏方(フィルマーやフォトグラファーやチーマネ)のスケートスキルが高くて、被写体となるライダー側が撮影で緊張する…なんてことを耳にするけど、ロブはその最たるもの。このビデオの制作過程において、フィルマーがあんだけ突っ込むもんだからライダーも泣く泣く突っ込んだ、なんてシチュエーションもあったことでしょう。なんにせよ、ここ数年で出た国産長尺モノのベスト。しかもオンラインでタダで観れるなんてありがたや。お金を払ってでもDVD派! なんて人は、DVDをぜひとも購入。次回作の軍資金に繋がるはずです。ロブ太郎Rocks!

─KE

 

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