世間に対するスケートボードの注目度がかつてないほど高まっています。それは良くも悪くもでのことなんですが。トップのスケーターたちがスターアスリートとしてスケートのポジティブな側面をPRしているとすれば、その反面で「深夜の街でやりたい放題のスケボー族」みたいな社会悪として取り沙汰されています。ふと目にしたヤフーコメントもスケーターへのヘイトで埋め尽されていてビビりました(ヘイト反対)。
たかだか路上でのスケボーに対し、「見つけたら殴りたい」「発砲許可願います」「早く逮捕しろ」などなど言いたい放題。なかには「歩行者がいる場所でのスケボーは言わば殺人行為」なんて極論もあるんだから愕然としてしまいます。ちなみにこれらのコメントの共通点は、実際にスケーターになにかされたとかじゃなくて「危険そうだ」という印象がベースになっているところ。ストリートスケートのイメージは、一般の人たちにとって極めて悪いものなのでしょう。
スケーター vs 非スケーターの断絶は、圧倒的マイノリティかつ禁止場所で滑っているスケーター側に勝ち目がないのもこれまた事実。民度が低いとはいえ、ヤフコメはサイレントマジョリティたちの声だと考えると、このままスルーするのも危険だと思うのです。年々厳しさを増すストリートでのスケート。例えば人目につかないようにしたり、所有者の明確な場所を避けるとかスポット周りのゴミを片付けたりとか…。世の中にはヘイターがたくさんいるっていう前提で、それぞれがきちんと意識し考えて行動していかないとですね。
—TM