VANS - SKATE HALF CAB BY ELIJAH BERLE COLLECTION

VIVA草大会
──FOR LOCAL'S FUN

2022.11.25

 街からはクリスマスソングが聞こえ始め、冬の訪れも感じ始める今日この頃です。好天も続きスケートするにもちょうどいい気候、いや〜最高!
 展示会だポップアップだ何やらが続く毎週末は浮かれ気味で、コロナ禍前の空気が戻ってきたかのようです。スケートイベントも再び活発に開催されるようになり、SNSからは各地の楽しそうなセッションが次々に飛び込んできます。
 今月初旬ですが、僕も久しぶりにスケートイベントにお邪魔する機会があったのでお伝えしてみようかなと。まずは世田谷公園のスケートパークで開催されたゲリラ的コンテスト。スケートショップやディストリビューターとしてもローカルを支える美容室、Beaconが開催したこのコンテスト。名物セクション、コーピング付きのウォールとラウンドレッジに的を絞り、それぞれで最も沸かせた参加者が表彰台へ。ゲリラ的開催とはいえ、15年近くある現パークでのコンテストは初めてとのこと。ローカルスケーターを中心に、小さな敷地のパークでは30人近くがセッションを繰り広げ、大盛り上がりでコンテストは幕を閉じました。
 その翌日。前日のコンテストで身体も悲鳴を上げつつ向かったのは栃木県。小山市にあるスケートショップ、BQ Storeが主催するコンテストです。だだっ広いアスファルトの広場にはショップお手製のものを中心に各種セクションが運び込まれ、栃木県外からも多くの参加者が集いました。ストリートさながらな急角度のクオーター&ウォール、この日のために作られたパーキングブロック、ジャンランやボックスといったセクションではナイスなトリックをメイクした者に次から次へと協賛の品が手渡され、みんなご満悦。また小山市には先日仮設スケートエリアがオープンし、コンテストで使用されたセクションはそこに設置されたようです。ローカルスケートショップの、シーンに対する働きかけがあってこそですね。
 さてこのふたつのコンテスト、共通点はジャムセッション方式であったということ。参加自由、セッション中にしれっとフェードアウトするも自由。ひとりずつに与えられたランで高得点を叩き出す勝負ではなく、普段のセッションの延長線上にあるようなコンテストってところです。振り返るとコロナ禍での3年間では、オリンピックをはじめ大企業の資本が投入される大規模なコンテストが目立っていたかと思われます。世界各地で成果を出し、しのぎを削って大舞台に立つスケーターの活躍もさることながら、このコロナ禍でスケートを始めた人も多くいるわけで、そんな若手スケーターたちがちょっとしたお祭り気分で参加して楽しんでいたのも印象的。
 特筆すべきは、これらコンテストのスポンサーであり主催しているはずのショップのオーナーが運営やジャッジそっちのけで(?)、参加者と一緒になってゴン攻めしていたことでしょうか。何よりも楽しむことを最優先にしたコンテスト。でっかいコンテストで目が覚めるようなランを見て感動することも多いですが、庶民派スケーターとしては自分も参加できて楽しめる、そんなコンテストが好きだな〜。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 


 
 

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