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誰も望んでいないのに、スケートボーディングに必ずついてくるオマケ、それはスラム。あえて補足…
──SLAM

2017.07.14

 誰も望んでいないのに、スケートボーディングに必ずついてくるオマケ、それはスラム。あえて補足しますが、スケーターの言うスラムとは近づくのを躊躇うゲトーな貧民者街のことではなく、身体や顔・頭を地面に叩きつけられ痛い思いをすること。酷い場合だと鬼スラムとも。笑えるスラムならまだましだけど、最悪救急車で病院送りとかなってしまうとさぁ大変、気分はブルーです。極力、ないに越したことはありません。
 僕自身だと遠出した先でのスラムのせいで大変な思いをして家に帰ったり、それまで自信満々だったトリックに恐怖心がついたりといった経験が少なからずあります。僕のような一般スケーターがスラムをメイクしたところで世間話の小ネタになる程度ですが、有名スケーターのそれだと例えばThrasherのHall of Meatというそれ系の企画で拡散され世界中のスケーターが驚嘆するわけです。中でもでっかくやらかしたヤツなんかは、大失敗それ自体がメイクと同等の扱いとして写真や映像、さらには広告を通して記録・記憶に残されていくものもありますね。
 一方スラムを克服してのメイクはやはり素晴らしいもの。スケートボーディングをネクストレベルに押し上げる過程でのスラムと、その後のメイクまでのドラマはいつでも感動的です。どういうことかって? 例えばアリ・ボウララのスラム以降、誰も成し得なかったリヨンの25段を飛んだJawsの映像を観たらきっと分かってもらえることでしょう。今のは極端な例ですが、自分がクソ喰らったスラムを克服した後のメイクは忘れられない経験となるはずです。
 これは地元の話です。「ここら辺は霊が出る」と言われるエリア近辺の下り坂、そこで夜のヒルボム(要はダウンヒル)では負傷者が少なからずいるようで...。鬼スラムで数日間意識不明に陥った者もいるとかいないとか。
 クソ暑い毎日ですが、背中が少〜し冷んやりしませんか?

―Kazuaki Tamaki(きな粉棒選手)

 

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