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徒歩圏でQOL爆上がり
──バツゲーム

2025.06.13

 そろそろ梅雨も始まりそうな感じも出始めた6月の頭の日曜日。自分の住む柏市の名物パークである夢ファームで開催されたスケートイベント、Batsu Game 2025に参加してきました。スケートパーク以外の施設も充実し広い敷地を有する夢ファームの3ヵ所にステージが特設されるCampassという野外フェスの一画で開催されたこのイベント。自分としては数年前に一度参加、その後柏に移り住むもあいにく参加できずにいたのですが、今年はタイミング的にバッチリ。地元のお祭りに遊びに行く感覚でスケートしに行きました。
 通常のスケートパークエリアにもライブステージが組み上げられ、多くの観客でごった返すため、Batsu Game自体はこの日のためにリニューアルされたセクションに特化したジャムセッションスタイルでの開催。やっぱりジャムセッションってのは楽しいですね〜! 参加する多くのスケーターが各自の持ち味を次から次へと繰り出してくる。こっちも負けじとつい熱くなっちゃう。ひとり1分だか45秒のザ・コンテスト形式ではもはやランもパッとしない、下手すりゃノーミスどころかノーメイクな醜態すら晒しかねない低空飛行気味なスケーター(=me)にとってもなんだか参加しやすいように感じるんですよ。それでも後から考えてみたところ、制限時間内でトリックにトライできるのは20発前後ぐらいだったでしょうか。限られた時間内、数えられるほどのトライ数で自分なりのトリックを捻り出すのは容易なことではありません。矢継ぎ早に数々のトリックを披露した、近年最も注目を集めるスケーターのひとり滑川ケントがこのセッションの覇者となり、イベントは幕を閉じました。
 なおこのスケートイベントを開催してくれたのは柏のBatsu Skateshop。このショップが企画して夢ファームでは度々コンテストやイベントなんかが開かれるわけです。時折開催される騎馬戦ももはや名物。自分はこのお店の徒歩圏内に住んでいるわけですが、近所にスケートショップがあるという生活はなかなかいいものです。ローカルスケーターと顔を合わせる頻度が高くなる、フレッシュな情報にアクセスしやすくなる、消耗品であるギアをすぐに買いにいける…などスケート的QOLは確実に上がります。新しく家を見つける際には「スケートショップが近くにある」という点もひとつのいい判断材料としてみてはいかがでしょう? そもそもこんな梅雨の時期に好んで引っ越しする人なんてあまりいないとは思われますが…(笑)。

—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 



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