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I'M LOVIN' IT
──物欲&食欲

2023.08.18

 経験がないのでわかりませんが、自分でブランドをやってたり、運営に携わる側の方にとってコラボレーションというものはやっていて楽しいのではないかと、側から見て思います。気まぐれ的にコラボを発表するところもあれば、毎シーズン必ずどこかしらとのコラボを発表するところもあります。信頼関係が強いブランド同士のコラボは納得のものが商品化され、説得力も相まって我々消費者に訴えかけてきます。一方で「なぜこのコラボに至ったのか?」というような、異色の組み合わせも見ていて面白く、物欲を刺激してくるものだから財布と相談を余儀なくされたりするものですね。
 さてこれまたひとつ、気になるコラボが発表されました。スケートカンパニーPalaceとマクドナルドによるコラボレーションです。知らぬ人などいない、あのマクドナルドとのコラボは「どえらいこっちゃあ!」なもので、その異色すぎるコラボにマックシェイクを吹き出しました(嘘)。名だたる世界的企業だけあり、コラボを実現するにもブランドとしてかなりのパワーが必要なはず。そしてマクドナルドと言えばチープなジャンクフードのアイコン的存在として、どちらかと言えば批判的な描かれ方をしたデザインのものやパロディ製品が多く出回っているイメージ。それがまさかの、正式にコラボしちゃったわけですからねぇ。そしてそのようなイメージも認識した上で、やや自虐的なメッセージがプリントされたプロダクトにニンマリしてみたり、マクドナルドのド直球のロゴ、ゴールデンアーチを堂々と配したプロダクトを見ても、物欲、食欲をつい掻き立てられてしまいます。しかしこれらのプロダクト、Palace生まれの地、イギリス国内にあるマクドナルドでセットを注文するとゲットできるコードにアクセスする必要があり、またそれらの販売対象国に日本は含まれていないようで、我々日本人が購入するのは至難を極めることになりそうです…。
 「ビッグマック指数」という言葉をご存じでしょうか? 国により異なるビッグマックの販売価格が、各国の経済力を示すひとつの指標となることを言います。まぁそんなことはどうでもいいんですが、自分はマクドナルドは社会インフラのひとつとして大切な役割を担っていると思っています。朝時間がなくて自宅で朝食を取れない時なんかたまに行き、イートインする朝マックが調子いいんだよな。I'm lovin' it.

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 



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