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小さな1枚、大きな魔力
──ステッカーあるある

2019.04.19

 デッキや車、冷蔵庫にペタペタ…かと思いきや永久保存版としてファイリングしてたり。かつて(今も?)女子たちがことあるごとにプリクラ交換をしていたように、仲間と交換し合ったり。スケーターと呼ばれる人種ってのは面白いぐらいステッカーが好きですよね。特にビニール素材のあの肉厚で良質なステッカーの匂いは「アメリカの香り」とか言って知らず知らずのうちに刷り込まれ、それが苦手だというスケーターには会ったことがありません。
 自分が中高生ぐらいの頃に抱いていた、かっこいい憧れのひとつが「人にステッカーを渡す」という行為。年上のスケーターなんかが「これオレらがやってるクルー」とか「このブランドにスポンサーしてもらってるんだよね」とごく自然な感じでパケからステッカーを取り出し、分けてくれる。自分もステッカーを渡したりもらったりするのですが、いまでもやっぱり嬉しいものですね。こうしてスケートコミュニティでステッカーが広まっていくわけです。
 その気になればあまりお金のない中高生でも家で自作できるほど、製作の敷居が低いのもステッカーの魅力。当然そこまで目立つものでもない上、板に貼っては下手すりゃ1発でダメになってしまうこともある。ステッカーの1枚1枚がアピールする力はごくわずかなものながら、「塵も積もれば…」で気がつきゃとんでもない威力を持ってたりするのだから侮れません。僕の地元ではその昔、東京の某老舗スケートショップがショップステッカーを大量投下。ショップの知名度はもちろん急上昇、地元のスケーターがそこで通販をするようになったということから、一定の成果があったようです(もちろんネット通販は存在せず、紙のカタログを見て電話で注文の時代。後にそのカタログを作っていたのがあのスケーターだったと知るw)。
 たとえそれがどんだけイケてるブランドのステッカーであろうと、デッキに貼るセンスひとつでその人が上手い人に見えたり、逆にポーザーとディスられたりもするのだからスケーターのステッカーに対するこだわりも並じゃないと思うんです。大胆に切り貼りして既存のデザインからオリジナルのスタイルを出すも良し。キープしているステッカーを眺め、消滅してしまったブランドに想いを馳せるのもまた良し。みなさん、ステッカーを上手く楽しく活用してますか?

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

https://www.youtube.com/watch?v=t97CupyzQPg

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