Nike SB dojo | スケートパーク

 梅雨の真っ只中ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 「すべれる…
──WOOL STORES

2015.07.03
 梅雨の真っ只中ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 「すべれるかな?」と思っていると降ってきたり、「どうせ雨でしょ」とあきらめモードでいると案外降らなかったり、毎度見極めが難しい時期ですが、こんな時期だからこそ楽しいスケートセッションのチャンスを嗅ぎつける嗅覚は鋭くキープしておきたいものですよね。
 そしてこの梅雨時に、僕はオーストラリアから来たお客様を現在我が家に迎え入れています。彼の名前はジェームズ・アハーンといって、日本には約3ヵ月間の滞在予定です。カーリーなロングヘアがトレードマークのジェームズとは、2年前の彼の初来日の際に知り合いました。パースというオーストラリア西部の都市から来ていて、そこを拠点に活動しているボードカンパニー、GMTA Skateboardsのライダーでもあります。そんなジェームズは今回、来日前に400語以上の日本語をマスターしてきたらしく、少々の日本語能力を備えています。その上大変な勉強家で、暇さえあればひらがなやカタカナ、簡単な漢字の書き取りやら、なぜかコンビニとスーパーの看板の描写など、実に熱心に取り組んでいます。納豆にも果敢に挑戦するその姿からは、今回の来日で彼がいかに多くの異文化体験をメイクしようとしているかの意気込みがネバネバと伝わってきます。
 で、そんなジェームズの地元パースにも例外なくスケート世界遺産が存在します。それは通称Wool Storesと呼ばれるニーハイレッジが延々と続いているスポット。正式な建物の名称はWool Storeらしいのですが、スケーターたちにはWool Storesと呼ばれるこのスポット、30年位前に羊毛工場として建てられたようですが、今は廃屋となっており、また私有地でもあるため特段のセキュリティもなく、自由に滑れるパースのスケーターたちのミーティングスポットにして聖地とされているようです。最近の映像だと、Lakaiの『Fully Flared』でマイク・キャロルやマーク・ジョンソン、JB・ジレットあたりがコンビネーションやフリップアウト系のトリックでラインを残しているスポットです。
 そして今回、そんな聖地Wool Storesでのジェームズの勇姿(フッテージ)を是非観てみたいと検索しましたが、それはほとんど見つかりませんでした。そしてジェームズにそのことを尋ねると、彼から返ってきた答えは実に単純明快なものでした。
 「アソコ、アマリスキジャナイ」 

--TH (Fat Bros)

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