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 スケートの撮影ではないが、素材を撮っているときに太陽を撮影してカメラ…
──第20回:真夏の失敗談

2014.08.20

 スケートの撮影ではないが、素材を撮っているときに太陽を撮影してカメラが壊れたことがある。当たり前の話ではあるけれど、意外とあっさりと壊れた。隣に一緒に居た友達も唖然とその様子を見ていて、一瞬何が起こったかお互いに分からなかった。設定としてはNDフィルターを2枚入れレンズを絞り、シャッタースピードは1000ぐらいだったと思う。オートフォーカスで撮影していたが、ピントが合わなかったので、手動に切り替えて操作していた。なんとなく太陽の輪郭を捉えて、これから「ぼかしからの太陽」みたいな映像を撮ろうとしている時に電池が切れるようにゆっくりと永遠の闇が訪れた…。

 そのあとに思い出した言葉は「カメラのレンズで太陽をみないように」という大昔に聞いた言葉だったが、同時に心の中では「これだけ技術が発達していれば、太陽が撮影できないはずがない」という言い訳が頭の中を駆け巡った。使っていたカメラはSonyのHVR-V1Jというカメラでざっと50万円程度。何も考えられなくなり、画面が暗くなっただけでなく、目の前も真っ暗になってしまった。真夏の炎天下の中、背筋の凍る話だ。一緒にいた友達は、心配の言葉を掛けてきたが、人の不幸は蜜の味とも言わんばかりの不快な笑みを浮かべていたのを僕は一生忘れない。

 ひとまず、壊れたカメラの話は置いておいて、撮影した映像が素材として使えるか確認してみた。オートフォーカスではピントが合わなかったので、手動に切り替えたわけだが、最後までろくな映像は撮れてなかった。50万円のカメラを壊して撮影した映像も使えない、まったく救いようがない話ではあるが、ここでみなさんに注意喚起する話のネタを提供できたという無理矢理なこじつけで御の字としたい。ちなみに、Sonyの修理センターに持っていったところ、一部の部品交換(7万円程度)だけで修理することができた。とても自分が太陽を撮影したとは言えずに一緒にいた友達のせいにしたのは言うまでもない。

 自分なりにいろいろと調べているとこんな記事があった「CCDやCMOSが点光源に対し、飛躍的に強くなっている」。一応最近のカメラでは太陽は撮影できないことはないみたいだが、長時間の撮影では耐久性がもたないこともあるとのこと。最近の取り説からはカメラのレンズで太陽をみないようにという文章は消えているようなので注意が必要。

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