National Geographicの『潜入!ブラックマーケットの実態(原題:trafficked)』が面白い。女性ジャーナリストのマリアナ・ヴァン・ゼラーが世界各地のブラックマーケットに潜入するドキュメンタリー番組。麻薬、銃、偽札、売春など、テーマも際どいものばかり。
麻薬カルテル、ピンプ、殺し屋など、危険を顧みず闇取引や密売に関わる人たちと時間をともにしながらブラックマーケットの実態、そしてそれが社会に与える影響に迫っております。何事にも動じないというか、肝が据わっているというか…ホストを務めるマリアナの度胸は見事なもので、どのエピソードも超絶骨太な内容。どのような危険な状況に置かれても、恐怖よりも好奇心が勝ってしまうというのは本人談。取材中に銃撃戦に巻き込まれたり、覚醒剤の密輸を手伝ってほしいと頼まれたこともあるとか。
映像も映画のようなクオリティで言うことなし。まずは予告編をチェック。壮絶な世界の闇を覗きたいという人にオススメです。
--MK