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'00年代のゲームチェンジャー
──MENIKMATI

2020.06.01

 今年はéSの『Menikmati』のリリース20周年。本作をフィーチャーしたカプセルコレクションも製作され、歴史的作品に再びスポットライトが当てられています。この作品がなぜ歴史的として知られているのか。今回はその理由をご紹介できればと思います。
 サーリ、クレーガー、TX、ペニー、マクランクにコストン。本作には2000年当時の選ばれしエリートスケーターが名を連ねています。いわば時代のオールスターチーム。厳選されたフッテージでパートが構成され、それぞれの最後にエンダークラスのトリックが次々とスローモーションで映し出されていきます。世界最高峰のチームによって、トリックのテクニカリティやサイズがネクストレベルに昇華。クレーガーのシンメトリーなミラーラインやコストンのパートが衝撃的で、éSファンが急増したのを覚えています。
 さらには映像作品としての完成度が大幅に進化したことも特筆すべき点。ディレクターを務めたのはフレンチ・フレッドですが、本作では「フレッドアングル」という新しい撮影手法が導入されています。これは動きながらロングで撮影するドリーショット。この作品を境にさまざまなフィルマーがこの手法を取り入れるようになりました。
 スケートシューズにハイテクな要素を取り入れて革新的なムーブメントを起こしたのもéSが残したレガシーのひとつ(コストンのシグネチャーモデルは世界中で大ヒット)。ということで当時のéSは、トリック、フィルミング、シューズのすべてにおいてゲームチェンジャー的存在だったのです。
 ちなみにタイトルはインドネシア語で「楽しむ」という意味。そんな『Menikmati』のフルバージョンがボーナスフッテージと併せてオンライン公開されたのでチェックしてみてください。中でもトム・ペニーのアーカイブ映像集が個人的にオススメです。

--MK

 






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