
ここはとある港町。スポットシーク中にふと迷い込んだ路地から見えた、何やら怪しい物件。人の気配もない様子。
恐る恐る…いや、ワクワクしながら中へと足をすすめた。どうやらここは造船所の廃墟。以前から、廃墟の光の中で撮りたいと思っていた。造船所のシャッターってスケールがでっかくていいなと。
そんな光景に、ついに出会ってしまった。撮りたいシチュエーションがダブルじゃね~か!!
ボロボロになったサイドの壁と屋根からは光が差し込み、雰囲気を醸し出す。船の出入りがあったであろう、広く高く開いた入り口からは、地元の海と山がどんぴしゃり。
「スケートは出来るのか?」 路面を探り、イメージを膨らます。無造作に敷かれていたブルーシートをはがしてみると、そこから大きな溝が現れた。
幅跳びスポット出現。
そりゃあ、スケーター鈴村昌弘は飛ぶでしょ。
--Shukid