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実はそれほど悪くもなかった
──さらば2021年

2021.12.30

 今年も昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大による行動制限や自粛を余儀なくされた1年となりました。東京五輪は別ですが、思うようにイベントもできなければ、気軽に海外に飛ぶこともできない。なにをしても重箱の隅をつつかれるような緊張感や閉塞感がつきまとっていたような気がしてなりません。と言いつつこの1年を振り返ってみると、個人的に思い入れの強い記事やプロジェクトを形にすることができていました。今回はそれらをご紹介させてください。

 


まずグラフィティライターのTECK。彼の顔も素性も明かすことはできませんが、ストリートでのクレバーかつスマートな活動はスケーターにも通じるものがありました。スポットの見極めや引き際の大切さはストリートスケーターも参考にすべき。

 


'90年代に一世風靡したカリーム・キャンベル。Zoomで直接顔を合わせて、Menace、ライン中のペイジャー確認、米坂淳之介、Axionの裏話などなど。淳之介の話をするときにこぼれる笑顔が印象的でした。この取材はカリームが出張から戻ったタイミングで予定されていたのですが、約束の時間は大雪でフライトが遅れたため空の上。連絡がつかずドタキャンされたかも…と勘ぐったのはここだけの話。

 


Vansの人気番組Loveletters to Skateboardingを手掛けるSix Stair。スケートにかけるパッションがアツすぎるインタビュー。「スケーターとはひとつのトライブ、スケートとは信仰のようなもの」との言葉に痺れました。昨年他界したジェフ・グロッソは重度の二日酔いのため取材時は気絶状態。一言も発することができず…。

 


Loveletters to Skateboardingのジャパンエピソード。上記のSix Stairとグロッソと一緒にこのエピソードを制作しました。取材は2019年11月。東京五輪に合わせて公開する予定だったため、取材から2年後にようやく日の目を見ることに。スケーターの人選、通訳、取材、字幕翻訳…本当に大変だったプロジェクトでしたが形になってよかった。非常にいい経験になりました。協力いただいたみんなとグロッソに感謝。ありがとう&安らかに。

 


日本のスケートシーンを語る上で決して欠かすことのできない尾澤 彰。'90年代は恐れ多くて近づくことすらできませんでした。T19、SFのコンテスト、LOVELY、大瀧さん…。リスペクトしかありません。「今までの話、全部ウソ(笑)。」

 


コラージュアーティストのあそた。とりあえず話がおもしろかった。すべての活動の根底にあるのは純粋な初期衝動。すべてが一本の線になって繋がっている。『春の遠足』、スケートのフィルミングにコラージュアート。センスの良さと豊かな才能に驚かされました。

 


ジャパンセクションが収録されたVansの『Nice to See You』。自分はサポート役としてこの作品に携わることができました。沖縄や北海道にツアーに出掛けてジャパンチームの勇姿を生で見ることができました。ディレクターのグレッグ・ハントとやり取りをしながら、ジャパンセクションの撮影・編集を担当したカメキョウのお手伝い。みなさん、お疲れさまでした!

 

以上。
日頃からVHSMAGを支えてくださっているスケーター、ビューワー、サポーターのみなさま、今年1年お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。ちなみにVHSMAGのビューワーが絶対に知っておくべき日本人スケーターの特大インタビュー記事も仕込み中。年内に間に合わなければ年明けに投下しますのでそちらもHEADS UP! では良いお年を!
 
—MK

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