ADIDAS SKATEBOARDING - TEKKIRA CUP X MOMIJI NISHIYA

たぶん出てる
──アドレナリン

2026.04.03

 「アドレナリン」という言葉を知ったのはスケートボードを始めてからのこと。「アドレナリン中毒」「アドレナリン全開」みたいな言い回しがスケート誌に度々書かれてあり、そこで知るわけです。この際調べて見たところ、アドレナリンとは「危険や恐怖、ストレスを感じた時に副腎髄質から分泌されるホルモンおよび神経伝達物質」とのこと。難しいことは知らんけど、自分の場合このアドレナリンとやらは勝手にスケートに結びついている言葉のひとつ。
 やったことないトリックにトライする時や多少リスキーなスポットを滑る時。目には見えませんがそこにはアドレナリンという物質が分泌されている気がします。身体が危機に対処するため、一時的にパフォーマンスを最大化させる物質でもあるらしい。また、一時的に痛みを感じにくくもさせてくれるらしい。すっかり守りの体勢、リスキーな挑戦を避けて通る自分のスケートスタイルでありますが、それでも稀ながら「ここは!」みたいな時と場合には多少身体を張って滑るってこともあります。つい先日も久しぶりにそんなスケートが出来ちゃったもので、アドレナリン大噴出からの長い余韻に浸っております。
 これもアドレナリンなのかは知りませんが、ひとりで見知らぬ土地なんかをプッシュしててもソワソワドキドキ、そんな気持ちにさせてくれる。勝手の知らない海外にいる場合なんてなおさらです。緊張感を身体に張り巡らしながらのプッシュってのはそれはまた気持ちのいいもので、ふとそんなことを思い出してみてはまた、どこか知らない街に出てプッシュしてみたいとか思うんです。これもアドレナリン中毒のひとつなのだろう。いや…そう言いたいだけなんでそっとしててくだされ。
 そういやAdrenalinってボードカンパニーもありましたね。当時僕はその板も乗ったこともなければ、どんなカンパニーかもあまり知らぬままキャップだけは愛用してる、典型的な若造でした。ちなみに代表的なライダーだったクリス・センが最近AdrenalinのIGアカウントを開設(@adrenalinskateboarding)し、その当時の写真や広告を掲載しておられます。アナキン・センにジュリアン・センというふたりの息子は現在Blood Wizardに所属するライダーとして日々アドレナリンを放出しているはずなんで、そちらもチェックしときたいところっす。

—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 



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