独身貴族ライフを謳歌中でありますが、周りの仲間を見ていると「自分も結婚して子どもが欲しい」と思ったりもするわけです。そんで、そうなったらやっぱり子どもにもスケートボードをさせたい…自分も一緒に滑りたい! 「アンタみたいになっちゃ困るから、子どもにはスケボーさせないで」とか言われる悲しき父ちゃん(母ちゃんもいるのかな)もいたり、「子どもには自分のやりたいことをさせる」「あえてすすめることはしないが、スケートボードが生活に溶け込んだ生活をすることで、スケボーに対する免疫だけは作っておく」という方も多く見られます。自分としてはよほど反対されない限りは子どもをスケートに連れ回す、バカ親父になることなのでしょう。理由としてはスケートボードは人生を豊かにしてくれるものだと考えるから。
自分のスケートに向き合いつつ、子どもがメキメキ上達していく様を楽しんでみたいものであります。そんな僕の夢なんですが、最近ひとつのアンサーを見た気がしました。高さ3メートル超のバーチカルにて親子によるバックトゥバックのインバート。それをメイクしたとんでも親子は菅田ヨウヘイ&ミカサという父娘コンビ。父ちゃんの方は写真や映像にもヘッシュなスケートを残してきたスケーターなので、記憶している人も少なくないはず。中学生の娘は将来末恐ろしいスケーターになっちゃいそう。ついでにマッマもイケイケです。
それにしてもバーチカルっていうデカくてリスキーな物件で親子インバートをやっちゃうなんてOMFG。ストリートで例えるなら10段以上のレールに親子連チャンで50-50やってるくらいのインパクト。親子スケーターは今や珍しくはありませんが、ここまでやれるのは日々磨いているからこそ。そんな親子、なかなかお見かけすることはできません。バックトゥバックのインバート、自分はインスタの投稿を見てぶっ飛ばされたに過ぎませんが、生で見てみたかった…。
理想の親子スケーター。子どももある程度成長し、身体が大きくなってスケートもダイナミックになってくるとますます楽しい切磋琢磨があるに違いない。仮に今すぐ自分に子どもができたとして、中学生になる頃にはすっかり自分もフィフティーズ。バックトゥバックのインバートなんてできるんだろうか。そもそもインバートなんてやった試しがないから、まずはそこからか…。
—Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)