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 つい昨日の話なんですが、自分の勘違いで夕方にたまたま小1時間くらいス…
──COCO SANTIAGO

2015.09.18
 つい昨日の話なんですが、自分の勘違いで夕方にたまたま小1時間くらいスケジュールに空きができました。なんでどっかで何か食べて次の予定に備えようかなとも思いましたが、「雨も降ってるし、これは考えようによっては芸術に触れるまたとないチャンス到来だぞ」と胃袋に言い聞かせ、新宿はBEAMS様のB-GALLERYにて今月の11日から開催されている「The “Film Por Vida” PRINT EXCHANGE PROGRAM」を鑑賞してきました。どんなエキシビジョンかというのはこちらに詳細がありますのでご覧いただければと思いますが、サンノゼの写真家、ジャイ・タンジュ氏がスケートボードを通じて知り合った仲間たちと写真プリントを郵便で互いに送りあっていたところから始まったムーブメントで、現在ではアメリカ国内に留まらず、この試みに賛同したさまざまな国と地域の人々が自然発生的にこのムーブメントを広げているようです。
 そんな中で今回、日本でも開催されたこのエキシビジョンでは実にたくさんの貴重な写真やメッセージがこれでもかと壁一面に掲げられていて、表の写真や作品はもちろん、裏面の送り主の手書きのアドレスや小さなドローイング、その地域で使われているのであろうなんとも雰囲気のある切手の質感など、通常の写真展とは少し違った楽しみ方を見つけることのできるとても興味深いエキシビジョンでした。
 そしてこれら数多くの写真の中で、とりわけ僕のスケート熱を刺激する懐かしい1枚の写真との出会いがありました。それは写真家トビン・イェランド氏がおそらく1993年ごろにサンフランシスコで収めた、今回のタイトルにもなっているスケーター、ココ・サンティアゴの写真です。路上のハバでFs180ノーズグラインド(おそらくリバート)にトライしているこの写真、薄い青空と白いハバのコントラストの新鮮さに加え、ココが乗っているRealのオーバルロゴデッキ(当時何枚乗ったか分からないくらいお世話になった板)のインパクト、そして指の先までメイクに集中しているココの気合が凝縮されたまさに珠玉の1枚、その場の空気の匂いまでもが伝わってくるような見事な写真です。
 ちなみにこの当時、Realチームが来日を果たした際に足立区の竹ノ塚でのデモをみんなで観に行き、その時ココと撮った2ショット写真は今でも大切に保管しています。
 そんなこのエキシビジョンは10月4日(日)まで開催されています。まだ観ていないという方、新宿にお越しの際は要チェックしとくべきチェキどぇす。

--TH (Fat Bros)

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