NIXON - THE REGULUS JAPAN LIMITED COLOR

「中身で勝負できねぇヤツがすぐこうやって目立とうとするんや」
──ヘアカラー

2018.12.21

 お年寄りの間で「グレイヘア」がちょっとしたブームらしい。グレイヘアとは白髪頭のこと。つまりは白髪を染めて隠すのではなく、それに似合う着こなしをも楽しむと。歳を重ね老いることを悪とせず、高齢には高齢なりの魅力があるという認識を持つ方が増え、ブームが広がっているのだとか。確かに、無理くり染めた髪よりも全部真っ白の毛の方が自然に見えますよね。
 髪を染めるのって、20歳前後の若い世代ほど多いはず。先日、下校中の某女子大学生を眺めていたのですが(へ、変態ではないゾ)、大半が髪を明るく染めているんですね。自然な黒髮派は圧倒的に少なく「どうしてあなたは髪を染めていないんですか?」と逆にお伺いしようかと思うぐらい(ナンパかよ)。かく言う自分も18の頃、クリスチャン・スヴィタックを真似て金髪坊主頭にしたものですが…。母から「アンタ、そんなことして目立つよりも何かいいことでもして目立ちなさい」と至極真っ当なツッコミも入りまして。
 我々日本人スケーターはほとんどの人が髪を染めていませんね。「オシャレな髪の毛ではなく、オレはスケートで勝負するから関係ねーぜ」なんて余裕すら感じられるほど。そんな理由なのか単に興味がないだけか、もしくは実は黒髮が最先端の流行なのか…。まぁわかりませんが、ひとつ言えるのはヘアスタイルに関係なく、スケーターである限り滑りがイケてりゃかっこいい人間に見えるってもの。髪型やファッションや流行ではなく、滑りで評価されるのがスケーターなのです。今思い出されるのが、中学時代の教師が染髪禁止の校則を破った者を諭すべく言っていた「中身で勝負できねぇヤツがすぐこうやって目立とうとするんや」という言葉。当時は理解できなかったその意味、今ならなんだかわかるなぁ。
 なんだか黒髮推しの内容になってしまいましたね。「日本人なら日本人らしく黒髮がベストでしょ!」 基本的にはそういうスタンスながら、髪を赤や金、緑などに染めたイケてる人に出くわすと自分もたまには髪を染めたいと思うこともあります。俗に言うアレですよ、アレ。「#オシャレさんと繋がりたい」

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 

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