Nike SB dojo | スケートパーク

賛否両論!
──勃発スタイル論争

2019.11.29

 ネットを徘徊して見つけた、とあるスケートボードのブログを読むのが最近のちょっとした日課。匿名での投稿のため誰が書いているかはわからないのですが、確かなスキルや経験、見識があり、目から鱗の情報もチラホラ。ブログの主がド正論をブチまけてたりするのが痛快で、そんな記事の一部をスクショしストーリーズに自分の意見も添えてアップしてみたところプチ炎上。実にいろんな方から賛否両論のコメントを頂いたのです。
 ズバリその内容とは「スタイル」にまつわるもの。かなり端折ると「スキルが無いのに、それをスタイルという言葉でごまかすのは良くない。まずはスキルを上げてからスタイルを追及せよ」というもので、スポンサードライダーであればなおさらだと訴えています。「う〜ん、まさしく正論」と自分の意見に賛同してくれる人もいる一方、「個々の楽しみ方あるんだから、認めましょう」、「それで叩くのはどうなの? とやかく言う方がダサいんじゃないの?」といった反対意見もあり、それはそれで理解できる意見でもあるのかなと。さらには「日本ではスタイルという言葉はディスであり、オレは使わねぇ」ってドープな主張をする者もいたりと、僕のiPhoneはインスタのメッセージでしばらくアラートが止まりませんでした。
 そして自分なりにも考えてみるわけです。「スタイルとは何ぞや」と。テクニカル、トランジション、ハンマーに変態系…はたまたスポットを前にした時のチョイスや着眼点。トリック最中の腕や脚の形、服装や全体のシルエット。その人にしか出せない特色みたいのがきっとスタイルと呼ばれるもの。単にプッシュの動きだけでもその人だと分かるのって際立っててイイですよね。動きの正確さやキレイさがスタイルの良し悪しに直結する一方、対照的にギコさが味となるような人もスタイル点はやはり高め。「んなもん気にしねーぜ!」と尖ってみても滲み出てくるもの…それもまたスタイルなのでしょう。「人となりがスケートスタイルにも表れるもんだ」という意見も興味深く、それを意識した上で人の滑りを観察するのもなんだか面白い(そこはアラ探しとかじゃなくいいところを見つけたいw)。さらに言えば、その人にとってスケートボードがどんな存在か、それがスタイルに繋がってくるのかなと。
 などと考えていると、結局明確な結論も出ないまま頭ん中無限ループしてしまうのであります。とは言えやはり僕は冒頭で述べた某ブログの意見には賛成であることには変わりません。スキルを追及してたら知らず知らず、もはや自分ですら気がつかないようなスタイルなんてでき上がってたりするっしょ! スタイル、スタイルうるせーって!? それでもたくさんの人がさまざまな意見を持ってきてくれるわけです。そして思いました「みんな、スケボー好きだよねぇ〜(ニヤニヤ)」。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)







  • DC SHOES
  • STANCE