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 寒い日が続きますが、みなさんKeep it Movingしてますか?…
──TAKE IT EASY

2014.01.17
 寒い日が続きますが、みなさんKeep it Movingしてますか? 怪我などしていないですか? とは言っても我々はスケートボーダー、中には「こちとら怪我の真っ最中じゃ!」とお嘆きの方もいることでしょう。僕の地元でもついこのあいだ、スケート中に足首の靭帯を痛めてしまい、誰にも悟られることなくひっそり自宅で療養中の仲間がいることを風の便りで知りました。
 スケートに怪我は付きものですが、表面上の小さいのを除けば、足首の怪我はおそらく最も頻度が高いのではないでしょうか。波の上のソレや、足首がブーツで固定された雪上のアレなど他の横乗り系でも恐らくここまで頻繁に足首を痛めることはないでしょう。そんな足首の怪我、いわゆる「グリッチョ」(コレ誰が最初に言い出したんだろう...)は本当に辛いですよね。僕も何度も経験があります。最後に喰らった2年前のその時は、ついでに足の骨まで折れました。その時の痛みといったら、感覚を言葉で表現するのは難しいことですが、まず脳天にきますね。痛覚ってやつが脳天を付き抜ける感じ。その後は強烈な患部の激痛、でもって骨まで逝ってるときは吐き気もおまけとばかりに付いてきます。海外のスケートパークで、勝手に散ってグネって悶絶して、おまけにゲロまでメイクした日には、それこそ本物のクレイジージャパニーズの烙印を押されてしまうので耐えましたが、まあ二度と経験したくないですね。
 そして怪我によりスケートをする時間が奪われることで訪れるもうひとつの悲劇、それはプロ顔負けの絵画を嗜むとか、自主制作でアルバムが作れてしまうほどの楽器の奏者であるとか、ターンテーブルでもって観客を総立ちにさせるほどのDJプレイができるなど、よほどのクリエイティブマインド&スキルの持ち主でない限りは、怪我人はもれなくヒマになるということ。ヒマ人はそこからつい過剰な飲酒に走ったり、くだらない下衆なテレビ番組に洗脳されたりと、怠惰がしかける甘い罠に引っかかってしまいがちです。
 そんなときこそスケートビデオをじっくり観ましょう。見落としていた素晴らしいものが発見できるかもしれませんし、動画は何よりイメージのトレーニングに最適です。そしてスケートマガジンにももう一度よく目を通しましょう。できれば洋書を原文で読むことをおすすめします。何も完全に内容を理解できなくてもいいんです。単語ひとつにも、スケートの魅力をダイレクトに伝えるパワーがあることを知ることができますし、何より本物の素晴らしいスケートフォトにたくさん出会えます。その臨場感や色使いから自分の創造力を大いに刺激してもらいましょう。

 とにかく怪我でスケートできない時間は苦しいですが、何事もものは考えよう、気楽にいきましょう。

--TH (Fat Bros)

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