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パートナーにして良きライバル
──ザ・コンビ

2020.04.24

 “おうち時間? 今日の感謝? 砂川元気だろ!”というパンチのある見出しとともに、容姿が不謹慎なスケーターのフルパート&インタビューがドロップ! 公開日の4月19日は元気の33歳のバースデーに合わせたもの。またひとつキャリアと歳を重ねての公開は、自身にとっても思い出に残るものとなったことでしょう。そんなヤツとは僕もかれこれ15年以上の付き合い。インタビューでもあった通り、もともと隣町のスケーター同士で、コンテストやパークで会う程度の顔見知り。そんなふたりはローカルビデオのプロジェクトを機に行動をともにする機会が増えていったというわけ。今ではひとりで滑りに行くと「アレ? 相方は?」とお互い聞かれることも。「いやいや、うちらコンビでも何でもねぇから〜」。一緒にすんじゃねぇw…とでも申し上げておきましょうか。しかし同郷出身でタメ、上京のタイミングもほぼ一緒、同じチームやショップに所属し映像を残し、過去にはゲトーなアパートでルームシェアし、今では同じ会社の従業員として都内を東奔西走しては週末も一緒に滑りに行くという間柄。そう思われるのも当然ちゃ当然なのでしょう。仲良くなりたての頃には考えてもみなかった毎日を過ごしています。
 スケートボードって基本的には個人でやるものながら、時にコンビが成立することでより強力なパワーが生まれることもあります。ジェイソン・リー&クリス・パストラス、マイク・キャロル&リック・ハワード、チャド・マスカ&トム・ペニー、ジェイソン・ディル&AVE、日本の米坂淳之介&岡田 晋、チョッパー&ダルザハンサム…などがセットで語られたりするのではないでしょうか。スケートシーンに大きな影響を与え、それでもあり余るエネルギーはブランドの設立・運営にも向けられたりするなど、コンビという持ち味を活かした活動も忘れてはなりません。そして僕が個人的に最高だと思うのはピーター・ヒューイットとフランク・ガーワーのAntihero名(迷!?)コンビ。それぞれSFとSDに拠点を置きながら、ひとたび合流するとコミカルで珍妙なプレイを繰り出すこのふたりはスケート界の漫才コンビと言っても過言ではないはず。
 時に何かをする際、ひとりよりもふたりで取りかかることでより優れたパフォーマンスを発揮することありますよね。上記のようなピンでも際立つスケーター同士がタッグを組んだらなおさら。息を合わせたダブルスのトリック然り、観るものに「どっちが良かった?」と議論の余地を与えてくれるダブルパート然り。そんな面白い可能性を追求していきたいという思惑では一致しているであろう僕と元気は、仕事の合間もつねにああだこうだとイメージを出し合っては時に実行に移す、そんな毎日であります。

─Kazuaki Tamaki(きなこ棒選手)

 





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