社会派底辺スケーターと言われる(なんじゃそりゃ)自分も、以前勤めていたところから組織の改変に伴い、俗に言う会社員、サラリーマンと呼ばれる立場の人間になり半年が経ちました。
朝は7時起床、髪をセットしたら通勤ラッシュの電車に飛び乗り、丸の内のオフィス街にあるビルの18階へ。朝礼を済ませたら午前中はパソコンに向かいタスク整理やメール業務が中心。お昼休みが済んだら午後は先輩社員と共に社用車でクライアントに挨拶まわりや新規の営業に。先輩の目を盗んでスポットをチラ見しながら5時過ぎに会社に戻るといつの間にか増えている書類を片付け、約2時間ほどの残業...というようなイメージとはかけ離れた、ガテン系な仕事を会社員という名の下、スーツではなく作業着で現場に密着の毎日です。良くも悪くも生活は変わりつつあるので今思うことを記してみようかと。
-デメリット
・まず、やはり会社員となると自分の時間は削られる。実は残業はあまり無い方だが、それでも平日スケートできる機会が減ってしまったのは悲しい事実。もちろん「再来週から仲間とスケートツアーに行くんで1週間休みま〜す」なんてのはおそらくできません。8月に2週間アメリカに行けたのは、去年から計画していたから許された特例的な。
・俗に言う「上の人」が鬱陶しいって思うこともまぁあることさ。
・自分は悪くないけど人に頭を下げないといかん時もある。
-メリット
・固定給なので生活は安定ヨ。2週間休み貰っても固定給ヨ(嬉)。
・仕事で使うモノやお金は全て会社の経費で賄える(当然か)。そして会社が自分に投資してくれていることも実感できる。
・保険、年金、納税なんかの管理も会社がやってくれるのはありがたい。
・ボーナスが出る。人生で初めてのボーナス!!
・スケボーに一定の理解があり、それはそれで応援してくれてたりする。スケボー通勤もOK!
会社員として半年働いてみての感想はこんなところっす。もちろん不満もあるけれど思いのほか悪くはない感じ。ゴタゴタもあれば今後もっと面倒なコトも起こるかもしれないが、今は序の口、まだまだ耐えられる。そしてまだまだ上達できるぐらいスケートもできている。今の会社に定年(おれらの定年って何歳よ)までしがみつきたいとは思わないが、働いているうちは微力でも会社の役に立てる人間であれたらと思うのであります。
32歳も目前にして会社員となり思うこと。同級生の多くが10年前に経験し思っていたことを10年遅れでようやく自分も直面するに至りました。「失われた10年」と言うのかどうかは知りませんが、そんな同級生らもしてこれなかったであろう経験もたくさんできたと思うので後悔はありません。「会社員になって後悔した!」と10年後の自分が愚痴ってないことを願うのみ。さて、今週も働いてスケートボードやりますかやりますかやりますか!