Netflixで面白そうな映画を何気なく探していたところ、気になる作品が。タイトルは『ダウンレンジ』。キャストは全員アメリカ人、脚本・監督は北村龍平。前作はメジャーな人気俳優を起用したルパン三世の実写版。「ふ〜ん」と期待せずに観たらスクリーンに釘付け。
6名の大学生が相乗りした車のタイヤが山中でパンク。立ち往生していたところ、姿の見えないスナイパーの標的になりひとりずつ射殺されていくという内容。本作は俗に言うワンシチュエーションスリラー、つまり終始同じ場所を舞台にストーリーが展開していく類。スナイパーと大学生との攻防にハラハラドキドキし、観客を飽きさせないさまざまなアイデアも満載。登場するのは無名の役者ばかりなのですが、極限状態を実にリアルに演じております。
緊張、絶望、希望、恐怖が絡み合った衝撃的なバイオレンスムービー。ただしこのようなワンシチュエーション作品で一番気になるのはエンディング。これも予想できない内容で期待を裏切りません。気になった方は是非観てください。ただし射殺シーンの描写がエグいので、グロ系が苦手な人にはオススメしません。
—MK