ネットでふと見つけた「『雑草で酔う』の著者が逮捕」のニュース。どうやらこの本を執筆した青井硝子さんが今年3月に麻薬及び向精神薬取締法違反幇助容疑で京都府警に逮捕されたとのこと(容疑は幻覚成分を含む茶を販売したことみたいです)。
「著者が逮捕…いったいどんな危ないものなんだろう?」という好奇心から手に入れたのが今回紹介させていただくこちらの本。内容は巷で手に入れやすいさまざまな植物やキノコなどの吸引・摂取体験談。世の中を生きづらく感じる筆者がそのストレス発散方法として嗜む雑草タバコ研究の同人誌を1冊の本にまとめたもの。ただ、ひとえに雑草といえど、そこらへんに生えているものから中米の儀式で用いられる幻覚植物までさまざま。
一通り目を通して思ったのが、帯に“合法”とあれど、これはかなりデンジャラスな内容だなぁと。この原稿を読んでいるスケーターのみなさん、間違っても書いてあることを真似しちゃいけませんよ。
ということで、「雑草を吸う」という変わった趣味のレポートを読んでみたい…という人やレアな書籍コレクターにはおすすめ(今後絶版の可能性もあり)。
ちなみに自分はタバコが苦手なので雑草を吸おうとは思いませんが、気軽に楽しく読めました。
—TM