スケビについて、ここ数年、悶々とすることが多々あります。
語弊のないよう、先に声を大にして明記しておきますが、スケビの捉え方は千差万別。いろいろなアプローチや表現方法があってよし。「基本フリーダム」。がしかし、どうしても自分的には心が躍らないというか、何度も観たいという欲に駆られない……。
「お前がひねくれてるだけ!」「感性が鈍磨しているだけ!」なんて声が聞こえてきそうだけど、「自分の感性を信じないで何を信じるんだよ、バカヤロ!」
おっと、少し熱くなりましたが、この際ズバリ言うわよ。
ビッグネームたちが地方の有名スポットを蹂躙するだけのビデオ。翻訳すると、ビッグバジェットで有名どころを手っ取り早く撮影しました、ってやつ。
ここで語弊のないよう、もう一度念を押しておきますが、これは否定ではなく、あくまでもオピニオン。ツアーに行ったり、よその土地のスポットを攻めたりするのは、自分もやりますし、スケートボードの醍醐味でもあります。
ただ、最近のビデオプロジェクトを見渡すと(大抵は有名ブランド)、地方のお馴染みのスポットで記録更新選手権を繰り広げているような映像のオンパレード。デジャヴかってぐらい同じスポットが出てきて、目眩がします。
ここでさらに語弊のないように付け加えると、演者であるスケーターたちは、与えられたミッションのなかで身体を張り、難易度の高いパフォーマンスを披露しているわけで、そこは無条件でビガップス。マッドリスペクトでございます。
あくまでも矢印は、作り手(ブランドやフィルマー)側に向いています。創意工夫とかスタイルとか、もっと言えば熱意や愛情が伝わってこない。一生懸命「仕事」をしているんだろうけど、言われたことをこなしているだけだったら、そこらへんのサラリーマンと変わんねぇじゃん! って、友人のヤ●マーが申しておりました。
一方で、観ていて気持ちいいというか、何度も再生したくなるのは、スケーターやフィルマーのローカルスポットや生活圏が中心にあるビデオ。自分たちの身近な環境をどれだけ丹念に掘り下げているかが、映像から教師ビンビン伝わってくる。
そんな、マイケル・マンの映画より熱いソロパートやビデオを観てぇ! と思う今日この頃です。
同じことが写真にも置き換えられる気もしますが、みなさんはどのようにお考えでしょうか?
—KE
Photo_Yoshiaki Endo

















