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 赤、黄、緑(青)の3色といえば「危険、注意、渡れ」でおなじみの信号機…
──DREAD LOCKS

2015.06.26
 赤、黄、緑(青)の3色といえば「危険、注意、渡れ」でおなじみの信号機ですが、これは同時にラスタカラーと呼ばれる伝統的なカラーパターンでもあります。このカラーリングはずいぶん前から、ある種ファッションのテーマというか、主にレゲエミュージックに代表されるメロウで、自然豊かな大地の雰囲気を醸し出す最適な色彩としてさまざまなアイテムに施されます。当然デッキやウィール、シューズにキャップなどなど、さまざまなスケートギアにも多く取り入れられているカラーリングで、'90年代後半にはラスタの要素を取り入れるスタイルがスケーターの間で流行し、ラスタベルトや、「タム」と呼ばれるざっくりと編みこまれた大きめニットに頭髪をしまい込んで被るスタイルや、当時全盛期を迎えていたI-Pathが実に多くのスケーターの足元を飾っていました。
 そしてこの3色とともにラスタを強く連想させるものとして、ドレッドヘアが挙げられます。ドレッドヘア(ドレッドロックス)はラスタファリ・ムーブメント以前に、世界のさまざまな古代文明で確認できる頭髪の形状のようですが、一般的には宗教的に身体へハサミなどの刃物をあてることを禁じられた結果、頭髪が絡まり房状になったものと定義されているようです。そしてこれは頭髪に神聖なものが宿るとされる信仰への信念の表れであり、肉体的な外見や世俗的な虚栄心に対する無関心の表明であるというのだから、ある意味なんともパンクス的な発想です(怒られるかも)。仮に現代社会での生活をドレッドヘアーで貫くとするならば、それに相当な困難が付きまとうことは想像にたやすいです。受験に就職、結婚など、どれをとってもドレッドヘアが有利に作用する展開があるとは思えません。しかしそれでも貫くことの大切さを信仰で体現する人間は尊敬に値します。そしてドレッドでスケートすることを貫き通す猛者たちのブラインドサイド系トリックは最も尊敬に値します。

--TH (Fat Bros)

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