この作品は、現在ニューヨークで活動するフリーランスのスケートフィルムメーカーであるコリン・リードによるプロジェクトで、彼のホームグラウンドであるニューヨークでのスケーティングはもちろん、ここ東京を始め、日本各地の路上で撮影されたものから、Magenta Skateboardsの本拠地であるフランスはボルドーでのシューティング映像も収められているそうで、かなり期待できる内容であること間違いなしです。
そして今回、制作者であるコリンをはじめ、作品に登場するアメリカ人スケーターやその仲間たちが来日を果しており、今夜の試写会を心から楽しみにしています。おそらく詳しいことは今夜彼らの口から直接語られると思いますが、この作品の最大の魅力はやはりなんと言っても世界規模でのコネクションが出演を可能にした、有名無名を問わない多くのスケーターたちの魅力的な個性にあるのではないでしょうか。
コリンは僕が勤めるショップのライダー、中平健児の友人であるNYスケーター、コナーを通じて知り合いました。そしてMagentaクルーはNYを訪れた際に、共通の友人であった中平健児を介して彼らと意気投合。今回紹介している映像『Panic In Gotham』をコリンが手がけることとなったようです。また別の映像で紹介しているジョンというスケーターは以前2年ほど横浜に住んでいたらしく、彼を知る横浜のスケーターにはとても馴染み深い存在のようです。そして縁あって彼のアートワークがMagentaのボードグラフィックに採用されることとなりました。4番目の映像で紹介しているジェームスというスケーターはオーストラリア西部の都市、パースという街のスケーターで、GMTA Skateboardsというカンパニーのライダー。以前Magentaクルーがパースを訪れた際に親交を深めたようで、彼も現在来日しており、夜な夜な東京の路上をユニークなアプローチと確かなスキルで攻略中です。
そんな彼らは来週、大阪や京都を訪れるらしいので、街で見かけた際には気兼ねなくジャムセッションを申し出てみてください。きっと喜びます。そして楽しい時間を彼らと共有して、彼らの旅の思い出に華を添えてやりましょう。
--TH (Fat Bros)