自分にとっては珍しく、1時間の遅刻出勤をメイク…したのは寝坊じゃなくて交通渋滞のせい。普段はひどい渋滞になることもあまりない国道をひたすら突っ走り出勤するんですが、この日だけはやたらと…。案の定、事故による渋滞でした。それは1kmはあろうかという長い橋の一直線、その中間地点で起こっておりました。自分が車を走らせる反対車線での大型ダンプの転倒事故。反対車線は通行止めとなり、自分が渋滞に巻き込まれる前には積荷の土砂だかが散乱していたようで、それもあって何時間にもわたる交通カオスが引き起こされていたようです。見通しもいい一直線の道路なのに、一体どうやって…。自分も時々中型車を運転することがあり、最近大型車の免許も取得したばかり。明日は我が身、他人のことのようにも思えず、事故によって被る損害を考えると安全運転の大切さを改めて感じざるを得ません。そういや自分の父も今年、横からいきなり突っ込んできた車にぶつけられ、幸い大きな怪我こそなかったものの車は即廃車となる大惨事に見舞われたらしい。明日は我が身、あぁ恐ろしや。
　免許更新を忘れるという大チョンボで運転ができない時期こそあったものの、運転免許を取得してから15年以上が経ちます。幸いにして事故を起こしたことはありません。自分で言うのもなんですが、安全な走行にはかなり気を使ってるつもり。無茶に進路変更するくらいなら多少時間を喰っても遠回りする派っす。そんで、どうやらそのスタンスはまんま僕のスケートのやり方にも当てはまる気がしてるっす。よほど自信のあるトリックやスポットでもない限り、少しずつ様子を見ながらやっていきます。急坂のヒルボムなんかもそうで、1発で降りきろうとはせず、まずは5合目から、そして7合目、8合目、9合目と慣らしてみてメイクに辿り着く感じ。なので新しいトリックや街中のスポットで何かやろうと試みる時なんかは時間がかかってしまうのさ（笑）。しかしそれもあってか大怪我らしい大怪我を喰らったこともありません。スケート的ゴールド免許とでも申しておきましょうか。本当は怪我のリスクもありつつ無謀なスポットやトリックを数発でバチッと乗りにいっちゃうようなスケーターに憧れるんですけどね。あ、「そんなスケーターは運転だって無茶なことしてる」とかって言うつもりはまったくありませんよ〜!?
　さて話を戻して安全運転。我々スケーターも、車輪の付いた不安定な物体を乗り回している以上は人や車の通行にもYo! Chuiし不用意な事故を起こさぬよう気をつけたい…ってなところで、運転と聞いてパッと思い浮かんだスケーターの映像をどうぞ。みなさま攻撃的なスケートスタイルとは裏腹に安全運転をされていらっしゃいます…かどうかは海の向こうのことなので知らんすけどね。そんなワイの運転免許は無事故無違反のゴールド。車に乗っている限りは死守したいっす。

—Kazuaki Tamaki（きなこ棒選手）